お家の付帯物の塗装

一緒に塗装出来る付帯物の特徴とは？
塗装におすすめの付帯物
塗装におすすめ出来ない付帯物

外壁塗装のご依頼の際に、雨戸や軒天などの付帯物の塗装も合わせてよくご相談をいただきます。しかし残念ながら、全ての付帯物をさくら外壁塗装店で塗装出来るという訳ではございません。ここでは、外壁と一緒に塗装をおすすめする付帯物をご紹介します。

一緒に塗装出来る付帯物の特徴とは？

前述した通り、すべての付帯物の塗装ができるわけではありません。付帯物の素材によって、塗装に向き・不向きなものがあるからです。

付帯物塗装

スチール素材の塗装：向いている
アルミ素材やシャッターの塗装：向いていない

アルミやシャッターは、塗料が付着しにくく塗装してもすぐに剥げてしまい、品質が保証出来ないため塗装をおすすめしておりません。さくら外壁塗装店では、塗装可能な部分でしたら、外壁と一緒に塗装させていております。
ここからは、付帯物の場所ごとに、塗装できるかどうかや塗装のタイミングを詳しく解説いたします。

塗装におすすめの付帯物

雨戸／戸袋(鉄製)

雨戸や戸袋も外壁同様、約10年が塗装の目安です。
・チョーキング(白亜化)現象
・変色や色褪せ
・サビの発生
この様な現象が起きていましたら、塗り替えのタイミングになります。外壁塗装用の塗料とはまた違った、専用の鉄用塗料で塗装します。

鼻隠し／破風板

鼻隠しとは、屋根の軒先に取り付けられている板材のことで、こちらは鼻隠しの素材に合った塗料で塗装します。
破風板とは、吹いてきた風を防ぎ、屋根が飛ばされることを防ぐ役割があります。こちらも年数が経てば外壁同様、劣化が進みますので、外壁と一緒に塗装することをおすすめしております。

軒天

軒天は屋根裏の湿気を逃がす役割を担っている為、雨漏りで軒天が傷んでいたり、めくれたりしている場合は新しい軒天への張替えられるとよいでしょう。カビやシミなどが発生している場合は、早めの塗装をおすすめしております。軒下を塗装する際は、液だれにしにくい塗料を使用します。また修繕が困難な場合、さくら外壁では張替えも行っておりますので、お気軽にご相談ください。

帯板(幕板)

一階と二階の区切り線や境目のカバーを目的とする帯板・幕板も、屋根や外壁同様、年数が経つにつれ傷んでいきます。こちらは素材によって塗料が異なりますので、現場調査の際に確認し、最適な塗料をご提案させていただきます。

雨樋／エアコン配線化粧カバー

雨樋やエアコン配線化粧カバーは、一般的には塩ビ(塩化ビニール)で作られている為、丈夫なので耐久性を上げる塗装は必要ありませんが、外壁と同じ色にされる等のご要望がございましたら、塗り替えを承ります。見た目ではなく、形状の変化や、パーツが外れたりなどの劣化が見受けられる場合は、交換をおすすめしております。

水切り

水切りは、基礎に雨が当たるのを防止する役割や雨漏りを防ぐ役割がございます。劣化しやすい部分となっている為、金属用塗料で塗装します。外壁と同じタイミングでの点検・塗装がおすすめです。

ウッドデッキ(天然木)

天然木のウッドデッキは、塗装をおすすめしております。外壁塗装と異なる専用塗料を使用するため、別料金となります。
防腐性能のある塗料を表面に塗ることで、木の寿命を延ばし、破損・劣化を防ぎます。天然木ウッドデッキの劣化が著しい場合は、さくら外壁塗装店のグループ会社にて人工木のウッドデッキへの交換等もご提案いたしております。

物置(鉄製)

メンテナンスを怠ると、屋根が水や汚れ、潮風や酸性雨の関係で老朽化します。放置してしまいますと次第に穴が開くことも。製品自体の耐久面が気になる方は、撤去の上、最新の製品を設置することも可能です。
こちらもグループ会社にて、物置設置やエクステリア・外構工事も可能です。お気軽にお問い合わせください。

バルコニー(鉄製)

鉄製のバルコニーも、物置同様、表面のサビを除去するケレンと鉄用塗料による防錆処理を施すことが可能です。なお、サビなどの劣化が進んで耐久面での不安がある場合は、アルミ材のバルコニーへの交換設置工事をおすすめしております。

ソーラーパネルが設置されている屋根

ソーラーパネルが設置されていない部分の屋根塗装は可能です。パネル設置部分の塗装も併せてご希望の場合、一度撤去した後での塗装となる為、コストも数十万プラスでかかり、メーカーの保証もきかなくなる場合がございますので、おすすめしておりません。ソーラーパネルの下は他の場所に比べ、劣化進行が少ない為、すぐに塗装をする必要はございません。ご要望の際、現場調査でスタッフが調査しますので、お気軽にご相談ください。

換気扇屋外フード

鉄製やプラスチック製の換気扇屋外フードは、下地処理をした後に、塗装をさせていただいております。
ステンレス製の換気扇屋外フードの場合、塗料の密着が弱くお受けできない場合がございます。一度担当者まで、ご相談ください。
既に破損などが見受けられる場合は、交換をおすすめしております。

塗装におすすめ出来ない付帯物

一方で塗装をおすすめできない付帯物は以下のとおりです。

エコキュート(給湯器)／蓄電器

エコキュート自体の塗装は、メーカーの保証が受けられなくなる恐れがあるため、おすすめしておりません。エコキュート設置個所の、後ろ側の外壁を塗装することは可能です。（ただし、塗装するための十分なスペースがある場合に限ります）
エコキュートの設置個所周辺の塗装については、十分に養生した上で、行っております。

室外機

こちらもエコキュート同様、室外機自体への塗装はおすすめしておりません。給湯器同様、メーカー保証外となってしまう点や、故障に繋がるおそれがあるためです。
室外機台やエアコン配線化粧カバーの塗装は可能ですので、担当者までご相談ください。

ガス関連(ガスボンベ付近など)

ガスボンベにつきましては、都度業者に回収・交換されるものですので、塗装は行っておりません。
ガスボンベが設置されている後ろ側の外壁や、ガスボンベを収納する箱などは、塗装が可能です。

ドア／玄関照明／インターホン

現在多くのご家庭に設置されている玄関ドアは、アルミ製が多く、また塗装することにより蝶番の動きが悪くなる等の影響が出る場合がありますので、こちらもサビなどで劣化が見られた際は、交換・リフォームをご提案させていただきます。木製のドアの場合は、塗装を承っております。また、玄関照明やインターホンなども、配線や基盤に塗料が付着すると故障の原因となるため、塗装はおすすめしておりません。

窓枠

窓枠や額縁などのアルミサッシも耐久性を持たせた塗料の開発が近年進んでおり、塗装が可能になりつつあります。しかし鉄や木に比べると密着が弱く、可動部分に塗装しますと動きが悪くなったり、剥がれの原因になるため、おすすめしておりません。窓枠が古くなった場合は、さくら外壁塗装店では窓リフォームをおすすめしております。

後付け庇/テラス屋根

窓枠同様、アルミ専用の塗料で塗装自体は可能ですが、おすすめはしておりません。アルミ部分に白い斑点(白サビ)が見受けられ、塗装面に色褪せや塗装の剥離がある場合、劣化のサインとなります。耐久面が保証できる状態ではないため、塗装ではなく、撤去再設置をおすすめしております。

ガーデンルーム

テラス屋根同様、アルミ製品のものが主流ですので、基本的には、塗装しなくても十分な強度がございます。
しかし、外壁の色を変えた際に統一感を出すなどの美観の為の塗装をご希望の場合は、一度ご相談ください。

換気口フード

換気口フードは、建築基準法などに基づき設置されている場合がございます。また美観を損ねるほどの汚れ、劣化が生じている場合は、塗装ではなく換気口フード自体の交換をおすすめしております。

建物基礎

建物の基礎は地面から水を吸い上げるので、外壁塗料を塗ってしまうと内側から塗膜が劣化していき、剥離の原因となってしまいます。そのため、基礎部分の塗装を行う場合は、湿気に強い専用塗料での塗装となります。ご希望の場合は担当者までご相談ください。

さくら外壁塗装店では、現場調査をして実際の状況を確認した後にお見積りを作成させていただきます。
上記で塗装をおすすめしている部分や可能との記載がある部分についても、劣化状況や商品によっては交換や塗装対象外でのご提案になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
気になる点や不明点などございましたら、お気軽にご相談ください。

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