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ウレタン防水とは?メリット・デメリットと3つの工法について解説
2025年1月24日更新 2025年1月24日公開
ウレタン防水は建物を保護し長持ちさせるための工法です。
ウレタン防水の基本情報、メリット・デメリット、主要工法と耐用年数、費用相場を詳しく解説します。
ウレタン防水は、建物を雨水の侵入から守るために行われる工法です。
ウレタン防水は、その柔軟性と適応性から、マンションの屋上やバルコニー、陸屋根など、多様な場所に適用でき、さまざまな形状や複雑な構造にも対応できることが特徴です。
しかし、施工者の技術に品質が左右される点や、乾燥時間の必要性など注意すべきデメリットも存在します。
当記事では、ウレタン防水の基本情報からメリット・デメリット、主要な工法や耐用年数、費用相場、工程までを詳しく解説します。
さらに、メンテナンスのサインや長持ちさせるポイントも紹介するので、自宅・管理物件の防水を強化したい・メンテナンスしたい方はぜひお役立てください。
1.ウレタン防水とは?基本情報を紹介
ウレタン防水は、建物の屋根や床に使用される防水工法の1つで、ウレタン樹脂を基にした塗膜を施す方法です。
主に、雨水の浸入を防ぎ、建物を水害から守る目的で行われます。
ウレタン防水は、複雑な形状の場所にも適用可能です。
隅々まで均等に塗布できるため、隙間なく防水層を作成します。
塗布後に硬化することで防水効果を発揮し、長期間にわたり水漏れを防止します。
1-1.ウレタン防水の耐用年数
一般的に、ウレタン防水の耐用年数は約5~10年とされています。
しかし、環境や施工品質によっても劣化具合は変動するため、定期的なメンテナンスが必要です。
トップコートのメンテナンスを行うと、ウレタン防水層の寿命を延ばし、建物を長期間守れます。
ただ、トップコートは紫外線による劣化が起こりやすく、約3~5年ごとの塗り替えが推奨されています。
持続期間の長いフッ素系でも耐用年数は約10年です。
1-2.ウレタン防水の費用相場
ウレタン防水塗装工事の施工単価相場は、1平方メートルあたり約6,000円~8,000円です。
ただ、工法によっても費用が異なり、密着工法は相場よりも低め、通気緩衝工法はやや高めとなる傾向にあります。
また、足場代や下地処理などの工事費用は基本的に別料金です。
さらに、既存の防水層の撤去やドレンの交換、脱気筒設置などの追加工事が必要なケースでは、費用が上乗せされます。
建物の状態や施工範囲によって最終的な費用は変動するため、正確な見積もりを取ることが大切です。
2.ウレタン防水のメリット
ウレタン防水は、優れた機能性と利便性から多くの建物で採用されている防水工法です。
以下では、ウレタン防水の導入を検討している方に向けて、採用するメリットを詳しく解説します。
2-1.塗料が塗れる場所なら工事できる
ウレタン防水は、施工範囲の広さが大きなメリットです。
液体状で施工できるため、平らな屋根から傾斜のある場所、さらには細かな部分まで幅広く対応できます。
例えば、複雑な形状の屋根やバルコニーなどにも施工可能で、設計上の制約を気にせず導入できる点が特徴です。
他の防水方法では対応しきれない場所にも対処できるため、柔軟性の高い防水工事と言えるでしょう。
また、塗膜が薄いため、既存の屋根材を剥がす必要がなく、その上から塗り重ねることで施工がスムーズに進む点も注目すべきポイントです。
2-2.建物への負担が少ない
ウレタン防水は、軽量な素材であるため、建物への負担が少ない点も魅力です。
従来の防水工法では、重量のある材料を使用することが多く、建物に負担をかける場合もあります。
しかし、薄さと軽さが特徴のウレタン防水は、建物への影響を最小限に抑えられます。
また、重機を使わず手作業で施工できるため、周囲の環境に配慮した工事が可能です。
このような特徴が、既存の建物にウレタン防水を採用する際に重視される理由となっています。
2-3.メンテナンスしやすい
ウレタン防水は、メンテナンスのしやすさも注目したいポイントです。
基本的に一度塗るだけで長期間にわたり防水効果を発揮するものの、万が一劣化やひび割れが発生した場合でも、比較的簡単に補修できます。
補修作業は塗り直しが基本であり、既存の塗膜の上に新たに塗料を重ねるだけで対応可能です。
また、再施工のしやすさから定期的なメンテナンスが容易であり、長期間にわたって安定した防水効果を維持できる点もメリットです。
3.ウレタン防水のデメリット
ウレタン防水は、優れた防水性能を持つ一方で、いくつかのデメリットもあるため注意が必要です。
施工時にはいくつか留意点があるため、特徴を理解した上で導入を検討しましょう。
3-1.職人の技術によって仕上がりが異なる
ウレタン防水の施工は、熟練した職人の技術に大きく依存します。
塗料を均一に塗布するためには細かな技術が必要で、職人の経験や腕前によって仕上がりが大きく異なるため、注意が必要です。
例えば、塗料が不均一に塗られたり、厚みが不十分だったりすると、防水効果が十分に発揮されず、早期に劣化が進行する恐れがあります。
また、施工中の天候や環境により仕上がりに差が生じることもあります。
そのため、信頼できる施工業者を選び、事前にしっかりと確認するのが重要です。
3-2.塗料の乾燥に時間がかかる
ウレタン防水は、塗料の乾燥に時間がかかる点がデメリットです。
完全に乾燥するまでには一定の時間を要し、その間に雨や湿気が影響を及ぼすと、塗膜が不完全になる恐れがあります。
特に湿度の高い季節や梅雨時期などでは、乾燥時間が長引き、工期が延びる場合があります。
乾燥が不完全なまま次の工程に進むと、防水効果が十分に発揮されない可能性があるため、施工後の配慮が必要です。
4.ウレタン防水の工法と施工手順
ウレタン防水の施工にはいくつかの工法があり、それぞれに特徴があります。
工法を選ぶ際は、目的や環境に応じた方法を選択することが重要です。
以下では、ウレタン防水で主に使用される3つの工法と、それぞれの施工手順について解説します。
4-1.通気緩衝工法
通気緩衝工法は、ウレタン防水の中でも広く使用される方法で、湿気が問題となる場所に適しています。
この工法は、屋根やバルコニーの下に通気層を設け、その層を通じて湿気を逃がします。
防水層が湿気による劣化を防ぎ、長期的な防水性を確保できるのが特徴です。
通気緩衝工法のメリットは、湿気を外に逃がせる点です。
湿気がこもりやすい場所でも、通気層によって内部の空気の流れを作り、結露やカビの発生を防げます。
また、防水層の劣化を遅らせるため、長期間にわたり安定した防水性能を維持します。
施工期間は、一般的に5日~7日程度で、手順は下記の通りです。
1. 既存の防水層を撤去する 2. 下地に通気層を設置する 3. 通気層の上にウレタン防水を塗布する 4. 防水層が乾燥した後、トップコートを塗布する |
4-2.密着工法
密着工法は、ウレタン防水層を直接下地に塗布して密着させる方法です。
屋根やバルコニーなどの平らな面に適した工法で、防水層と下地がしっかりと結びつくため、風や雨による剥がれのリスクが低く、強力な防水性能を発揮します。
密着工法のメリットは、防水層と下地がしっかりと密着することで、長期間安定した防水性を維持できる点です。
通気緩衝工法と異なり、湿気対策を考慮する必要がないため、施工が比較的シンプルでスピーディに進められます。
施工期間は、一般的に3日~5日程度で、手順は下記の通りです。
1. 既存の防水層や汚れを清掃する 2. 下地にウレタン防水を塗布する 3. 防水層が乾燥後、トップコートを塗布する |
4-3.絶縁工法
絶縁工法は、ウレタン防水層と下地の間に絶縁層を設ける方法です。
鉄筋コンクリートの建物や湿気の多い場所に適した工法で、絶縁層が下地からの湿気や化学的な影響を防ぎます。
下地からの湿気が防水層に直接影響を与えず、耐久性の高い防水性能が発揮されます。
絶縁工法のメリットは、下地からの湿気や化学物質の影響を防げる点です。
特に鉄筋コンクリート構造や湿気の多い場所で効果を発揮し、長期間にわたって安定した防水性を維持できます。
施工期間は、通常5日~7日程度で、手順は下記の通りです。
1. 既存の防水層や汚れを清掃する 2. 下地に絶縁層を設置する 3. 絶縁層の上からウレタン防水を塗布する 4. 防水層が乾燥後、トップコートを塗布する |
5.ウレタン防水を長持ちさせるためのポイント
ウレタン防水を長持ちさせる主なポイントは、以下の3つです。
・ドレンを定期的に掃除する ・トップコートを5年に1回は塗り直す ・定期的なメンテナンスと点検を実施する |
環境条件によっても、ウレタン防水やトップコートの耐用年数は前後します。
定期的な点検を通じて早期に対応すれば、劣化の進行を最小限に抑えられて、結果的にコストも抑えられるでしょう。
自分自身でできる範囲の小まめなチェックやメンテナンスを定期的に行いつつ、専門家による点検も併せて実施することが大切です。
6.ウレタン防水のメンテナンスのサイン
ウレタン防水やトップコートには耐用年数がありますが、以下のような兆候が現れた場合は注意しなければなりません。
防水層の劣化や損傷が進行している可能性があるため、早めのメンテナンスを検討する必要があります。
【メンテナンスのサイン】
・表面の色が褪せてきた ・表面・防水層にひび割れが発生している ・ルーフドレンの周りにゴミが溜まっている ・ルーフドレンが詰まっている ・雨天などで水がスムーズに流れず、一部分に溜まるようになった ・コケ・藻・雑草などが生えている ・室内に雨漏りが発生している ・防水層に浮きや膨れが生じている ・トップコートの表面にチョーキングが生じている ・トップコートが剥がれている |
これらのサインが見られた場合、早めに専門の業者に相談し、必要なメンテナンスや修復作業を行いましょう。
特に、雨漏りや防水層の浮き、膨れは深刻な劣化のサインであり、迅速な対応が必要です。
7.ウレタン防水は業者への依頼がおすすめの理由
ウレタン防水の施工はDIYで可能であるものの、専門知識や技術が必要です。
特に、下地処理や防水層の均一な塗布が重要となります。
不適切な施工は防水効果を低下させ、早期劣化を招く可能性があるため、大規模な施工や複雑な形状の場所は業者に任せるほうが安心です。
さくら外装塗装店は、経験豊富なスタッフによる16,000件以上の施工実績を誇り、全国対応でさまざまなニーズに応えています。
ウレタン防水についてのご相談は、以下のリンクからお気軽にお問い合わせください。
まとめ
ウレタン防水はその汎用性とコストパフォーマンスの高さで、建物の防水対策に広く採用されています。
密着工法や通気緩衝工法をはじめとするさまざまな工法が存在し、それぞれにメリットと適用シーンがあります。
ウレタン防水の耐用年数は一般的に5~10年とされており、定期的なメンテナンスが長期的な保護を実現します。
また、トップコートの適時な塗り替えにより、ウレタン防水層の寿命をさらに延ばすことが可能です。
最終的な費用は工法や施工範囲、建物の状態によって変動しますが、適切な工法の選択と専門家による施工が、効果的かつ経済的な防水対策を実現するために不可欠です。
ウレタン防水を選ぶ際には、これらの情報を参考に、建物にとって最適な防水解決策を選択しましょう。
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