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【完全ガイド】家の「破風板」とは?役割、素材、劣化症状からメンテナンスのポイントまで詳しく解説!
2025年11月26日更新 2025年11月26日公開
この記事は、家の屋根の端にある重要な部材「破風板(はふいた)」について、その役割や鼻隠しとの違い、使われる素材、そして劣化を放置するリスクやメンテナンスのポイントまでを徹底的に解説する完全ガイドです。
「破風板って何?」「修理が必要?」と疑問を持っている方は、ぜひ最後までお読みください。
破風板(はふいた)とは?その特徴と鼻隠しとの違い
家の外観を構成する多くの部材の中で、破風板は普段あまり意識されないかもしれませんが、建物を守る上で非常に重要な役割を果たしています。
1.破風板とは?その特徴
破風板とは、屋根の妻側(建物の屋根の棟に対して直角に接する側面)の端に取り付けられている板状の部材のことです。
屋根の構造体である垂木(たるき)の先端部分を覆い隠すように取り付けられています。
破風板の主な特徴
・取り付け位置:屋根の妻側の面。雨どいが付いている軒先(のきさき)ではない部分。
・形状:屋根の勾配に合わせて斜めに取り付けられることが多い。
・役割(概要):雨水や風の吹き込みを防ぎ、火災の延焼を防ぐ重要な役割を担う。
2.破風板と鼻隠し(はなかくし)の決定的な違い
破風板とよく混同されがちなのが「鼻隠し」です。
どちらも屋根の端を覆う板状の部材ですが、取り付けられている場所が異なります。
| 部材名 | 取り付け位置 | 役割 |
| 破風板 | 屋根の妻側(切妻屋根の三角形の側面)の端。 | 風雨の吹き込み防止、防火性の確保、美観の向上。 |
| 鼻隠し | 屋根の軒先側(雨樋がある側)の端。 | 風雨の吹き込み防止、雨どいの下地材。 |
簡単に言えば、雨樋が取り付けられている屋根の端を覆うのが「鼻隠し」、雨樋がない屋根の斜めの端を覆うのが「破風板」と覚えておくと良いでしょう。
どちらも屋根の垂木の先端を隠す(保護する)役割は共通しています。
破風板の3つの重要な役割
破風板は単なる飾りではありません。
建物を長期にわたって健全に保つための重要な3つの役割を担っています。
役割①:雨風の吹き込みを防ぐ
破風板の最も基本的な役割は、屋根の側面から雨や風が屋根裏へ侵入するのを防ぐことです。
屋根は上からの雨や風には強いですが、横や下から吹き付ける雨風には弱いです。
破風板があることで、横や下から吹き上げる雨風を分散させ、強風時の横殴りの雨水が屋根内部に吹き込むのを防ぎ、雨漏りを防止します。
破風板がないと、屋根の構造材である垂木の先端がむき出しになり、雨水や風が直接屋根裏に吹き込んでしまいます。
・雨水の侵入:構造材の腐食やカビの原因となり、雨漏りのリスクを高めます。
・風の侵入:強風時に屋根の裏へ風が回り込むことで、屋根を押し上げる力(揚力)が発生し、屋根材の飛散や破損の原因となることがあります。
役割②:建物の延焼を食い止める「防火」対策
破風板は、火災時に非常に重要な防火の役割を果たします。
火災が発生した場合、炎は上へ上へと燃え上がります。
このとき、軒天(軒裏の天井部分)や屋根の隙間から炎が屋根裏へ侵入するのを防ぐのが破風板の役割です。
破風板がしっかりしていると炎の侵入を遅らせる事ができます。
屋根の端を固い素材で塞ぐことで、隣家からの延焼や、自家の火災が屋根裏の構造材へ広がるのを遅らせます。
近年では、窯業系や金属系の不燃性の高い素材が使われることが増え、この防火性能がより重要視されています。
役割③:美観の向上
破風板は、屋根の構造材を隠して建物の外観を美しく見せる役割も果たしています。
垂木などの屋根の構造材を、外から見えないように隠して建物の外観を整えます。
また、建物の外壁や屋根との調和を考慮して素材や色を選ぶことで、お家全体のデザイン性を高め、美しい外観を作り出すことができます。
破風板に使われる主な素材と特徴
破風板の素材は、耐久性や防火性、メンテナンスの頻度などに大きく影響します。主に以下の3つの系統の素材が使われます。
1.木材
古くから使われてきた最も一般的な素材です。
| 特徴 | 詳細 |
| 外観 | 自然な風合いで、和風・洋風問わず合わせやすい。 |
| 加工性 | 高い。現場での切断や加工が容易。 |
| 耐久性 | 低い。雨水や湿気を吸いやすく、反りや腐食が発生しやすい。 |
| メンテナンス | 高頻度(約5~10年)。塗装による防水・保護が必要。 |
注意点:耐久性を確保するため、杉やヒノキなどの耐水性・耐候性の高い木材が使われますが、必ず定期的な塗装(塗り替え)が必要です。
塗装が剥がれると一気に腐食が進みます。
2.窯業系
セメント質と繊維質を主原料とした板状の建材です。サイディングボード(外壁材)にもよく使われます。
| 特徴 | 詳細 |
| 外観 | 均一でモダンな印象。バリエーションも豊富。 |
| 加工性 | 標準的。重さがあるため、施工に手間がかかることがある。 |
| 耐久性 | 高い。不燃性が高く、耐火性に優れている。 |
| メンテナンス | 中頻度(約10~15年)。木材より長持ちするが、塗装は必要。 |
最も普及している素材の一つです。
耐久性や防火性のバランスが良く、メンテナンス頻度も木材より少なくて済みます。
ただし、吸水性があるため、表面の塗装(防水)が剥がれると、水を吸ってひび割れや変形を起こすリスクがあります。
3.金属系
主にガルバリウム鋼板などの金属板を成形・加工して作られた素材です。
| 特徴 | 詳細 |
| 外観 | シャープでモダン、シンプルな印象。 |
| 加工性 | 高い。木材や窯業系の上から被せる「カバー工法」にも適している。 |
| 耐久性 | 非常に高い。軽量で耐震性にも優れ、耐食性、耐火性も高い。 |
| メンテナンス | 低頻度(約20年〜)。錆びにくいが、傷がつくと錆びる可能性がある。 |
メンテナンスの手間を極力減らしたい場合に最適な素材です。
特にガルバリウム鋼板は、軽量で錆びにくく、近年屋根材や外壁材にも広く使われています。
既存の破風板を撤去せずに上から被せるカバー工法での修理にも向いています。
破風板の劣化による症状と放置する重大なリスク
破風板は常に紫外線や雨風に晒されており、時間とともに必ず劣化していきます。
劣化のサインを見逃さず、適切な時期にメンテナンスを行うことが、建物の寿命を延ばすために非常に重要です。
破風板の主な劣化症状チェックリスト
破風板の劣化は、主に以下のような症状として現れます。
地上からでも確認できるものが多いので、定期的にチェックしてみましょう。
1.色褪せや変色
・症状: 施工時の色が薄くなったり、均一だった色がまだらに変色したりします。
・状態:塗膜の劣化(表面保護機能の低下)が始まっている状態です。特に窯業系や木材の場合、防水機能が失われ始めていることを示します。
2.塗装の剥がれやひび割れ(クラック)
・症状: 表面の塗料がパリパリと剥がれてきたり、破風板の表面に細かなひび割れが発生したりします。
・状態:塗膜の防水機能が失われた状態です。このひび割れや剥がれた部分から雨水が内部へ侵入し始めます。特に窯業系・木材は注意が必要です。
3.カビや苔(コケ)の発生
・症状:破風板の表面に黒っぽいカビや緑色の苔が発生します。
・状態:塗膜の劣化により防水性が落ちていることが原因で、破風板が水分を吸収しやすい状態になっています。常に湿った状態にある、または内部に水分が溜まっている可能性があります。
4.破風板の変形・反り(木材・窯業系の場合)
・症状:板が波打ったように反り返ったり、一部が膨らんだりします。
・状態:内部に水分が侵入し、木材が腐食(腐朽)している、または窯業系素材が吸水して変形している状態です。早急な修理が必要です。
劣化を放置することで発生する4つの重大リスク
破風板の劣化は「単なる見た目の問題」では済みません。放置すると、建物の根幹に関わる重大なリスクを招きます。
リスク①:破風板自体の腐食・落下
木材の場合、水分を吸って腐食が進行すると、強度が失われます。
最終的には破風板がボロボロになり、一部または全体が剥がれて落下する危険性があります。
落下は人や物に被害を与える可能性があり、非常に危険です。
リスク②:深刻な雨漏り(屋根裏への水の侵入)
破風板の防水機能が失われると、横殴りの雨水が屋根の構造体(垂木など)に直接吹き込みます。
これにより、屋根裏の構造材が濡れていずれ腐食してしまいます。
やがて雨水は天井を伝って室内に達し、本格的な雨漏りを引き起こします。
雨漏りが始まると、修理費用は破風板の補修費用だけでは済まなくなり、大規模な工事が必要になります。
リスク③:建物の耐久性の低下と資産価値の毀損
破風板の損傷から構造材(垂木など)の腐食が進むと、屋根全体の支持力が低下し、建物の耐久性(耐震性など)が損なわれます。
また、外観の劣化は建物の資産価値を大きく下げる要因にもなります。
リスク④:火災時の延焼リスクの増加
防火性の低い木材の破風板が劣化して隙間ができたり、腐食してボロボロになったりしていると、火災時に炎が屋根裏に侵入するのを防ぐことができず、延焼のスピードが上がってしまいます。これは人命に関わる重大なリスクです。
破風板の修理方法とメンテナンスのポイント
破風板の劣化症状が見られた場合、適切なメンテナンスを行うことが重要です。
修理方法は、劣化の程度や使用されている素材によって異なります。
1.劣化の初期〜中期:「塗り替え(再塗装)」
・適応症状:色褪せ、軽微な塗装の剥がれ、細かなひび割れ(軽度)。
・工法:まずは下地処理を行い、下塗り・中塗り・上塗りの3工程で塗料を塗り直します。
2.劣化の中期〜後期:「部分補修・交換」
・適応症状:塗膜の広範囲な剥がれ、大きなひび割れ、一部の腐食や変形。
・工法:
軽度な腐食/ひび割れ・・劣化した部分を削り落とし、下地処理をしてから再塗装します。
重度の腐食/剥がれや割れ・・劣化した破風板を撤去し、新しい破風板に交換します。
3.重度の劣化や高耐久化:「カバー工法(金属板巻き)」
・適応症状:広範囲の腐食、何度もメンテナンスが必要な木材・窯業系素材。
・工法:既存の破風板の上から、主にガルバリウム鋼板などの金属板を被せて固定します。
・メリット:
金属板は非常に耐久性が高く、その後のメンテナンス(塗り替え)がほとんど不要になる(約20年以上の高耐久)。
防火性能も向上する。
・デメリット: 初期費用は塗り替えよりも高くなりますが、施工後の修繕の頻度が減るため、長期的に考えるとコストを抑えられることが多いです。
4.修理・メンテナンスの重要ポイント
・足場の費用:破風板の修理は高所作業となるため、屋根や外壁の修理・塗装と同時に行うことで、足場の設置費用を節約できる場合がます。
・専門業者への依頼:破風板の修理は、雨漏りの原因特定や屋根の構造を理解している屋根修理業者や外装リフォーム業者に依頼しましょう。DIYは危険かつ、水の侵入経路を塞ぎきれないリスクがあります。
・定期的なチェック:5年に一度程度、遠くからでも良いので、破風板にカビや苔、塗装の剥がれがないか目視でチェックすることが重要です。
まとめ
破風板の役割の再確認
| 破風板の役割 | 機能の重要性 |
| 雨風の侵入防止 | 建物の構造材の腐食や雨漏りを防ぐ。 |
| 防火性の確保 | 火災時の延焼を遅らせ、人命と財産を守る。 |
| 建物の外観保持 | 屋根の端を隠し、建物の美観を整える。 |
破風板は、家を守る縁の下の力持ちのような存在です。
メンテナンスの推奨タイミング
・木材・窯業系: 約5年〜10年を目安に塗り替えを検討。
・金属系:塗り替えはほぼ不要だが、約20年を目安に点検。
もし現在、破風板に「塗装の剥がれ」「カビや苔」「変形」などの劣化症状が見られる場合は、雨漏りや建物の腐食に至る前に、必ず専門業者に点検を依頼しましょう。早期のメンテナンスが、家を美しく長持ちさせる鍵となります。
外壁や屋根の塗装をお考えの方は、破風板の塗装も併せてご検討されてはいかがでしょうか?
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