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外壁の「サイディング」とは?種類や特徴とメンテナンスについてご紹介
2024年11月6日更新 2024年11月6日公開
新築で家を建てるとき、また、外壁をリフォームする際、どのような質感やデザインにするか悩みますが、それも楽しみのひとつ!
お住まいの環境や周囲の住宅事情によって、また、暮らしている町の気候によっても選ぶ外壁は変わってきます。
様々な外壁材がありますが、外壁材のひとつである「サイディング」は、外壁を検討される際は必ず耳にされることでしょう。
「サイディング」はどんな工法で外壁を作っていくのか、どんな特徴があるのか、メンテナンスが必要となる目安の時期について、ご紹介します。
「サイディング」とは?
サイディングとは住宅の外壁素材のひとつで、建物の外壁に張る板状の仕上げ材のことを言います。
サイディングは、耐火性や耐久性に優れており、比較的手頃な価格で色・柄・デザインが豊富に選べることが特徴です。
また、工場で生産されたパネルを張り付けるため、モルタルのように広い面積を塗り上げる必要がなく、短い工期で仕上げることができるので外壁材として選ばれることも多い仕上げ材です。
セメントが主成分の「窯業系サイディング」、ガルバリウムなどの「金属系サイディング」、塩化ビニールなどでできた「樹脂系サイディング」、天然木を加工した「木質系サイディング」などの種類があります。
さらに、塗り壁のような質感、タイル・レンガ調のデザイン、石積調など素材だけではなくデザインやカラーも豊富です。
「サイディング」の特徴と工法
様々な外壁材や工法がありますが、その中から一番ニーズの高い「サイディング」について、どのような特徴があり、どのような工法なのかをもう少し詳しくご説明しましょう。
「サイディング」とは、工場でつくられる板状の建材であり、外壁に使う住宅のサイズに合わせてカットし、使用します。
もっと細かな特徴やメリット・デメリットについては、「サイディング」の種類によって変わるので、後ほどご紹介します。
「サイディング」を使った外壁の工法は、作られたパネル状の外壁材を外壁に沿って、釘留め工法、または、金具止め工法で付けていくので、さほど時間がかからずに完成します。
また、モルタルなどを使った工法ではないため、職人による技術差が出にくく、品質は安定しているので、リーズナブルにそして、きれいに保てます。
それでは、「サイディング」の材質ごとに一つひとつの特徴やメリット・デメリットについて確認しておきましょう。
「サイディング」の種類
国内で使われているサイディングの種類は主に4種類と言われています。
これまではモルタルを使った外壁が主流でした。
メンテナンスまでの期間が長く、サイディングよりも長持ちするメリットがありながらも、工期と費用がかさむデメリットを考え、少しずつサイディングを使用する住宅が増え、今では国内の7割から8割の住宅の外壁にサイディングが使われるようになりました。
窯業(ようぎょう)系サイディング
“窯業系サイディングは日本産業規格(JIS A 5422 2019)に規定されています。
セメント質原料、繊維質原料、および混和材からなる混合原料を成型、養生硬化し、防火性能に優れ、強くてしなやかな板状の外壁材です。”
出典:窯業サイディング製品概要/一般社団法人日本窯業外装材協会
窯業系サイディングは、現在外壁材に使われるサイディングの中で最も使用されています。
その理由としては、デザインや色の豊富なバリエーションでしょう。
窯業系サイディングのメリットとデメリット
メリット | デメリット |
・さまざまなデザインから選べる ・カラーリングが豊富 ・工程がシンプルなためリーズナブル ・耐火性に優れている |
・防水性がないので塗料で補う必要性あり ・耐水性が下がると雨漏りの可能性あり ・外気温に影響されやすい |
窯業系サイディングのメリット
レンガ調や木目調、タイル調などさまざまなデザインから選ぶ楽しさがあります。
また、表面をアクリル系・シリコン系・フッ素系・無機系塗料などの塗装で仕上げるため、(無塗装の場合も有り)、色の種類が多いことも特徴です。
外観のデザイン、周囲の住宅との調和、個性などを大切にしたい方、色にこだわりのある方にはおすすめのサイディングです。
また、工場でできあがったものを取り付けるだけであり、職人の手をかけることがさほどないため、費用が比較的リーズナブルであることもメリットです。
さらには、耐火性に優れており不燃・準不燃材料として国土交通大臣認定を取得しています。
万が一出火した際や、隣家が出火した際も、燃え広がることを防ぎます。
窯業系サイディングのデメリット
窯業系サイディングの素材は主にコンクリートですが、コンクリート自体に防水効果はありません。
このため、窯業系サイディングの表面には塗装が施されており、塗料を塗ることで防水性を発揮しています。
塗料の種類によって劣化年数は変わりますが、塗料の劣化によって耐水性が下がってしまいます。
また、窯業系サイディングのつなぎ目に使われているコーキングの劣化でも耐水性が下がります。
劣化が進むと、サイディングの中から住宅自体へと浸水が進み、雨漏りやカビなどの原因になるでしょう。
また、窯業系サイディングには、外からの熱を吸収しやすい特性があります。
室内温度が高くなってしまうので断熱材を使用し、遮熱性の素材を選ぶようにしましょう。
金属系サイディング
金属系サイディングはアルミニウムやステンレス、ガルバニウム、メッキといった金属からできている外壁材です。
トタンに変わってシェアを伸ばしている外壁材で、「ガルバリウム鋼板」とも呼ばれています。
金属系サイディングのメリットとデメリット
メリット | デメリット |
・丈夫で断熱性が高い ・外気温に影響されにくく室温が快適 ・防水性、遮音性、耐震性に強い ・軽量素材で住宅への負担が軽い |
・傷から錆びつきが発生しやすい ・こまめな点検が必要 ・ほかの外壁材より雨音が大きく響く |
金属系サイディングのメリット
金属系サイディングは、芯材に断熱材が使われているので丈夫で断熱性が高く、窯業系サイディングの5倍程度、モルタルなどの外壁に比べると50倍程度断熱性が高いのが特徴です。
外の外気温に影響を受けないので、室内は快適な温度を保てるでしょう。
断熱性の高さのほかにも、防水性・遮音性・耐震性が強く高機能ですが、素材は軽量なので、住宅への負担も少なくなります。
金属系サイディングのデメリット
金属という素材の特性上、さび付きが発生しやすいことが最大のデメリットです。
ちょっとした傷がつきやすく、そこからさび付き、広がっていくこともあります。
雨の多い地域は湿度が高いので、こまめな点検が必要ですね。
木質系サイディング
木質系サイディングとは、無垢材などのそのままの木材を使用するのではなく、表面加工して、耐火性などの機能を加えた薄い板状の外壁材のことです。
まるで木の家のような見た目に仕上がるため、温かな雰囲気を醸し出すことができます。
天然の木材を使用しているので、本物の木の風合いを感じられるため、デザインや外観にこだわる方に人気のサイディングです。
木質系サイディングのメリットとデメリット
メリット | デメリット |
・断熱性が高く室温が快適に保てる ・本物の木の温かみ・意匠性・デザイン性が高い |
・費用が高額になる ・取り扱い開業者が少ない ・耐火性が低い |
木質系サイディングのメリット
木質系サイディングも金属系サイディングのように、断熱性が高く室内の温度を快適に保つことができるのが最大のメリットです。
また、金属系サイディングや窯業系サイディングでも木目調のデザインやカラーはありますが、木質系サイディングは天然の木材を加工しているので、人工的ではない本物の温かみと高いデザイン性が叶います。
木質系サイディングのデメリット
最大のデメリットは、費用が他のサイディングよりも高額であるということです。
また、取り扱っている業者が少ないということもあげられます。
なるべく低予算で納めたい場合には、向かないサイディングでしょう。
また、耐火性は低いので住宅が密集している地域などの準防火地域では、使用制限がある場合もあります。
業者とよく相談し、自治体にも確認しておきましょう。
樹脂系サイディング
樹脂系サイディングとは、プラスチックの仲間である「塩化ビニール樹脂」を主原料としている外壁材です。
シーリングなどを使う接合がないため、メンテナンスをしなくても良いといわれています。
樹脂系サイディングのメリットとデメリット
メリット | デメリット |
・潮風に強く劣化しにくい ・撥水性が高い ・色剥げや色ムラになりにくく、塗り替えやリフォームの回数を軽減できる |
・日本国内での取り扱いがほぼ無い ・色やデザインの種類が少ない |
樹脂系サイディングのメリット
潮風で腐食が起きにくく、積雪地で壁がボロボロになる凍害も起きにくい為、周囲を海に囲まれている地域でも劣化しにくいメリットがあります。
また、リフォームやメンテナンスを考えたとき、樹脂自体に顔料が練り込まれている為、色が剥げたり色ムラになったりしにくく、塗装の塗り替え回数を低減できることも大きなメリットでしょう。
樹脂系サイディングのデメリット
日本国内で樹脂系サイディングを取り扱っている業者がほぼないことが最大のデメリットです。
そのため、国内のシェアは1%にも満たないと言われています。
施工をしてくれる業者を探すのが大変、ということがデメリットでしょう。
「サイディング」の費用と工期
サイディングの工事費用は、選ぶサイディングによって変わりますが、おおよそ30坪の住宅にそれぞれの素材のサイディングボードを取り付けるための価格の相場としては、以下のようになります。
・窯業サイディング 100万円~200万円
・金属系サイディング 150万円~260万円
・木質系サイディング 200万円~400万円
・樹脂系サイディング 150万円~300万円
業者によって価格は変わりますので、何軒かの業者に見積もりを取ることをお勧めします。
また、ご自分でもおおよその相場を知っておくことも大切です。
工期についても、住宅の大きさや天候、リフォームの場合はもともとのサイディングの劣化状況によっても変動しますが、おおよそ10日から20日程度かかるでしょう。
「サイディング」のメンテナンスを行う劣化症状や寿命
外壁は1年中、紫外線や雨風にさらされる過酷な状況の中、住宅を守ってくれています。
もちろん年数がたてば劣化してきますし、劣化をそのままにすると、住宅本体の劣化症状へと進行していきます。
暮らしている私たちにも比較的わかりやすいサイディングの劣化症状をご紹介します。
チョーキング
壁に触れたとき、手に粉のようなものがつく現象です。
これはサイディングに施してある塗料が紫外線や雨風にさらされることで劣化し、塗料の顔料が粉状になっていることを表します。
修復するには、塗装をし直すしかありません。
放置しておくことで、雨が住宅内へ侵入したり、カビやコケの原因になったり、壁のひび割れの原因にもなります。
ひび割れ・反り返り
サイディングの表面の塗膜が劣化してくると、そこから雨水が入り、気温差でサイディングの素材が収縮を繰り返しひび割れが発生します。
サイディングがもろくなり、雨水が浸入するだけではなく、ひび割れが全体に進行してしまうので、迅速な修復が必要です。
コーキングの劣化
サイディング同士を接続しているコーキングも、少しずつ乾燥し弾力が無くなり、ひび割れや剥がれを起こします。
これもサイディングの間に隙間を作るほか、雨水の侵入、住宅の構造への浸水が考えられます。
コーキングについても目で見てはっきりとわかるので、劣化が見られた場合は業者に連絡し、確認してもらいましょう。
カビ・コケの発生
サイディングの塗料が劣化することにより、壁が緑色に見えるときがあります。
それは壁にカビやコケが発生しているためです。
サイディングの塗装が劣化すると、外壁に水分を含みやすくなるため、どうしても日当たりのよくない部分に発生してしまいます。
この場合は、高圧洗浄や消毒を行ってから、塗装をすることをおすすめします。
サイディングのメンテナンス方法
サイディングはメンテナンスフリーと言われることもありますが、おおよそ7年~10年でメンテナンスが必要になるでしょう。
汚れ落としなどの清掃や、コーキング(サイディングの継ぎ目のシーリング)の充填など、お住まいの方でもきそうなメンテナンスがありますが、危険がともない、サイディングを傷める結果になる場合がほとんどです。必ずプロに依頼しましょう。
それでは、ここからはどのような状態になるとメンテナンスが必要になるか詳しくご説明します。
汚れ・カビ・コケなどがある場合
水アカやカビ、コケなどが目立つようになり、手で落とそうとしてもなかなか落ちなくなります。業者に依頼することで、市販の掃除用具や汚れ落としでは落とせない汚れも徹底洗浄することができます。
業者では専用の洗浄剤やカビやコケなどを除去するバイオ洗浄剤などを使用して洗浄をします。
チョーキング現象がみられる場合
チョーキング現象とは、紫外線や熱、風雨などの自然現象による経年劣化や、塗装の不備などが原因で、外壁塗装の塗料に含まれる顔料や合成樹脂が劣化して、粉状の物質が外壁表面に現れる現象です。
外壁に触れると手にチョークのような粉状の顔料などが付くことからチョーキング現象と呼ばれています。
外壁の劣化なので放置すると雨漏りなどの問題が発生します。外壁塗装などメンテナンスの必要があります。
ひび割れ・反り返りがある場合
サイディングは水分を含んでしまったり、塗膜やコーキングが経年劣化したりすると、端が少し浮いてしまうことがあります。
手で押せば戻せる程度の反りならビス打ちで修理対応できますが、指で押して戻らないほど浮き・反りが強い場合は、割れてしまうおそれがあるためビス打ちでは対応できません。
また、紫外線や雨水による劣化でひび割れが起きることもあります。
その際は、補修工事を行ってから外壁塗装を行います。または、一部分のサイディングを張り替えることもあるでしょう。
コーキングの劣化がみられる場合
コーキングには弾力性を持たせる可塑剤という成分が含まれていますが、年数が経つと劣化して弾力性を失い、耐久性や防水性が弱まります。
原因は紫外線や雨、雪、気温の変化による劣化です。
放置しておくと、そこから雨水が入りサイディングの反り返りや浮きにつながり、雨漏りの原因になります。
打ち増しや打替えが必要になります。
点検してもらうことで劣化状況がわかりますが、おおよそ10年前後で修繕が必要となるでしょう。
まとめ
「サイディング」の種類や、その特徴、メリット・デメリットについてご紹介しました。
外壁を守っている塗料には寿命があり、それを放置しておくと被害が広がること、メンテナンスが比較的楽なサイディングもあります。
費用やデザイン、メンテナンスなどの経費など、すべてを考えた上で業者に相談しましょう。
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