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さくら外壁塗装の外壁塗装コラム

外壁塗装のメンテナンスは必要ない?放置すると生じるリスクやメンテナンス目安を徹底解説

2023年6月19日更新  2023年6月19日公開

外壁塗装は必要ない?

目に見えて外壁に問題がない場合、「これで本当に外壁塗装のメンテナンスが必要なの?」と疑問に思う人も多いですよね。

結論からいうと、一部の外壁材をのぞき、ほとんどの外壁材では定期的なメンテナンスが必要です。

メンテナンスを怠ることで建物の外観が悪くなるだけでなく、雨漏りやサビ、建物内部の腐食といった深刻なトラブルを引き起こしかねません。

そこで、今回の記事では外壁塗装の必要性や、放置することで起こり得るリスクについてまとめてみました。

 

外壁がタイルまたはレンガの家は塗装の必要なし

レンガの外壁

外壁がタイルまたはレンガの家は、塗装の必要がありません。

レンガとタイルは成分に違いはあるものの、どちらも紫外線や雨水に対して強い耐性を持っています。

また、表面に塗装を施す必要がないことから、基本的に塗装がなくとも30年以上は持つでしょう。

中にはコケや汚れが生じるケースもありますが、高圧洗浄などで定期的なメンテナンスを心がければ問題ありません。

なお、ひび割れや剥がれが気になった場合は補修の必要があるため、業者に相談することをおすすめします。

 

大半の外壁材は塗装が必要

窯業系サイディング

先述したように、タイルとレンガは塗装の必要がない一方で、大半の外壁材は塗装が必要です。

その理由として、日本の約7割ほどの住宅に次の外壁材が用いられていることが挙げられます。

 

  • ・窯業系サイディング
  • ・モルタル
  • ・金属サイディング

 

これらは、定期的に塗装が必要とされている外壁材であり、劣化が進行する前に適切な処置をすることが大切です。

 

外壁塗装が必要な理由

雨漏り

外壁塗装が必要な理由として、主に下記の4つが挙げられます。

 

  • ・外観を維持するため
  • ・外壁材や建物を守るため
  • ・補修費を抑えるため
  • ・雨漏りの被害を防ぐため

 

それぞれ見ていきましょう。

 

外観を維持するため

外壁は時間の経過とともに汚れや色褪せが目立つケースが多く見受けられます。

そのため、定期的にメンテナンスをしないと、きれいな外観を維持することは難しいでしょう。

外壁塗装をおこなうことで、新築時のような見た目を取り戻せるほか、違う色の塗料を選ぶことで住宅そのもののイメージを一新することも可能です。

 

外壁材や建物を守るため

外壁塗装は色をつけるだけではなく、紫外線や雨水などから外壁を保護する効果もあります。

紫外線は色褪せを招くほか、ひび割れの原因にも繋がりかねません。

そのため、外部からのダメージを軽減するためにも、外壁塗装は必要といえるでしょう。

 

補修費を抑えるため

外壁塗装をすることで費用がかかることは避けられませんが、外壁塗装を放置することでさらに費用がかさんでしまうケースも少なくありません。

放置したことによって想像以上に傷みが進んでしまうほか、場合によっては内部の腐食やシロアリが発生することもあるでしょう。

そのため、事態が深刻になってから塗装を施すよりも、なるべく手間がかからないうちにケアをすることで、補修費の削減に繋がります。

 

雨漏りの被害を防ぐため

劣化した外壁を放置し続けることで、外壁材に備わっていた防水機能が損なわれてしまいます。

その結果、雨漏りが生じるだけでなく、雨水が住宅の内部まで染み込むことで湿気がこもり、壁のゆがみやひび割れの原因ともなりかねません。

住宅の防水機能を一定水準で維持するためにも、定期的なメンテナンスが必要です。

 

外壁塗装を放置することで生じるリスク

リスク

定期的に外壁塗装を行わずに放ってしまうことで、主に下記4つのリスクが生じやすくなります。

 

  • ・室内の温度調整が難しくなる
  • ・外壁の見栄えが悪くなる
  • ・補修費用がかさむ

 

室内の温度調節が難しくなる

外壁塗装を放置することでひび割れの原因となるほか、ひび割れから隙間風が侵入する恐れも高まります。

隙間風が室内に吹き込むと温度調節がしづらくなり、夏はエアコンが効きにくく、冬は暖房が効きにくくなってしまうでしょう。

昨今では紫外線をカットする効果や、断熱効果をもつ外壁材も数多く登場しています。

そのため、定期的にメンテナンスをすることで室内の温度調節を容易にするだけでなく、電気代の節約や省エネにも繋げられるでしょう。

 

外壁の見栄えが悪くなる

外壁塗装のメンテナンスをせず、長期間放置することで色褪せや艶引けが生じるほか、汚れやコケが付着しやすくなります。

塗り替え直後のような鮮やかな色彩が維持できなくなり、近隣の建物と比べて見劣りする恐れが高くなってしまうでしょう。

外壁の痛みや汚れが極端に目立ってしまう前に塗装をおこなうことで、美しい外壁を維持できます。

 

補修費用がかさむ

劣化が進み、雨漏りも放置する状況が長引けば長引くほど、家の内部にまで深刻な影響が出てきます。

具体的には次のような事態が生じるでしょう。

 

  • ・木材の腐食
  • ・金属の腐食・サビ
  • ・漏電が生じる恐れがある
  • ・健康への影響
  • ・シロアリなどの発生

 

木材の腐食
雨漏りが進行し、家の内部にまで水分が侵入することで木材が腐ってしまいます。
木材が腐ると脆くなることはもちろん、耐震性が著しく低下し、弱い揺れであっても建物が倒壊する恐れが高まるでしょう。
金属の腐食・サビ
木材同様、金属も水に濡れることでサビが生じます。
特に家の骨組みを構成する鉄筋コンクリートの内部が錆びることで、建物の強度が低下し、建物がゆがんだりズレが生じてしまうかもしれません。
電気設備への影響
通常、電気配線には電気が漏れないように絶縁処理が施されています。
しかし、雨漏りによって絶縁体と電気配線の隙間に雨水が侵入すると、漏電を招く恐れが高まり、大変危険です。
漏電は命にかかわるほどの感電を引き起こすこともあるほか、火災を引き起こす原因ともなります。
電気は目に見えないため、つい発見が遅れがちですが、雨の日にたびたび停電するなどといった場合、なるべく早めに専門家に問い合わせるようにしましょう。
健康への影響
家に雨水が侵入すると、常に室内の湿度が高い状態となり、カビが生じる原因となります。
人によってはカビによってアレルギー反応を引き起こす恐れがあるため、注意が必要です。
シロアリなどの発生
雨漏りによって湿気がこもると、シロアリやダニといった有害生物にとって非常に過ごしやすい環境となってしまいます。
また、一度そうした有害生物が発生すると駆除に高額な費用がかかるほか、根本原因を突き止めない限り何度でも発生するでしょう。
有害生物の発見、増殖を防ぐためにも外壁のメンテナンスは怠らないことをおすすめします。

 

外壁塗装のセルフチェックをしよう

外壁塗装セルフチェックシート

ここでは、外壁塗装が必要かどうかのセルフチェックシートを載せています。

上記を参考に、お住いの住居の外壁を確認してみてください。

また、上記の中でも「壁を触ると塗料の色や白い粉が手につく(=チョーキング)」といった項目は外壁塗装が必要な目安として紹介されるケースも多く見受けられます。

そのまま劣化が進むと家の耐久性が落ちる恐れもあるため、チョーキング以外にも気になる箇所があるようであれば、一度相談してみるとよいでしょう。

 

悩む場合はプロに相談しよう

外壁塗装のプロに相談

相談する目安の判断基準としてチェックリストを載せましたが、定期的に外壁のチェックをすることは欠かせません。

私たち人間の身体と同じように、こまめにチェックすることで劣化や不具合を早期に発見できます。

また、早期発見をすることで結果としてメンテナンス費用の削減にも繋がるでしょう。

さくら外壁ではいつでもどこでも、現場調査・お見積りを全国無料で行っています。

塗料の知識と施工の経験を活かし、建物の素材や状態、地域の気候にあった塗料を選定していますので気になることがある方はこの機会にご相談ください。

 

外壁塗装の費用相場

費用の相場

外壁塗装の費用相場ですが、一例として30坪の住宅の外壁を塗装するケースで想定してみましょう。

この場合、屋根の塗装以外にも材料費や道具代、また足場代などがかかることから、約100万円ほどの費用が生じることが多いとされます。

とはいえ、塗装業者や住宅の構造・形態によって塗料やその他工費が異なるため、あらかじめ複数の業者に見積もりを取ると良いでしょう。

 

外壁塗装を長持ちさせるための対策

気を付ける点

ここでは、外壁塗装を長持ちさせるための対策についてお伝えします。

 

耐用年数が長い塗料を使う

塗料を選ぶ際、耐用年数の長い『シリコン』や『フッ素』を選ぶことで外壁が長持ちします。

また、価格の安さだけに惹かれて塗料を選んでしまうと、結果としてコストパフォーマンスが悪くなってしまいかねません。

そのため、多少初期費用が高くなっても、ある程度グレードの高い塗料を選ぶとよいでしょう。

 

タイルやレンガに張り替える

先にお伝えしたように、タイルやレンガは外壁塗装をする必要がありません。

そのため、外壁塗装そのものの手間を省きたいといった場合、それらの外壁材に交換してしまうのもひとつの手でしょう。

とはいえ、タイルやレンガであってもひび割れや剥がれといった劣化症状は避けられないため、自身のニーズや予算を踏まえたうえで検討することが大切です。

 

まとめ

まとめ

今回の記事では、外壁塗装の必要性や放置することで生じるリスクについてお伝えしました。

外壁材にタイルやレンガを使用しておらず、新築時から一定の年数が経過している場合、掲載したチェックシートを元に外壁のセルフチェックをしてみましょう。

チェックする中で少しでも不安や疑問が生じた場合は、曖昧なままにせず専門家に一度相談することをおすすめします。

さくら外壁ではウェブまたは電話にて相談を受け付けています。

 

小さな相談であってもお気軽にお問い合わせください。

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