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今からでも間に合います!コーキングの寿命が切れたサインとメンテナンス方法を徹底解説
2024年4月4日更新 2024年4月4日公開
当記事では、コーキングの寿命はどのくらいなのかという点や寿命切れのサインとして挙げられるものにくわえて、外壁コーキング補修の費用相場などを解説します。
コーキングの寿命は、使われている場所にもよりますが、5年から10年といわれています。
寿命が切れたコーキング材は、役割を果たすことができなくなり、大切な自宅がダメージを受けてしまうことも。
実は、コーキング材は施工する場所や環境によって、いろいろな種類が使われています。
そして、それぞれのコーキング材に特性があり、寿命も同じではありません。
この記事では、そんなコーキング材の寿命やメンテナンス方法について解説していきます。
なぜコーキング材に寿命があるのか?寿命が切れると、どんな状態になるのか?
そんな疑問を中心に解決していきます。
ぜひこの記事を読んだあと、ご自宅を一周して、施工されているコーキング材に寿命が来ていないか確認してみてください。
意外と短い?コーキングの寿命とは
外壁コーキングの一般的な寿命は、施工後5年~10年とされています。外壁コーキングは、紫外線や気温、乾燥・多湿など天候の影響を受けて少しずつ劣化します。
紫外線は、外壁コーキングを劣化させる原因の1つです。コーキングは外壁素材同士を結ぶ緩衝材の役割があり、外壁素材がぶつかり合わないように調節しています。紫外線を浴び続けると、コーキング材が経年変化によって劣化し、ゴムのような弾力性を保てません。
また、天候の変化も外壁コーキングの劣化を進行させる要因です。家の外壁は、外壁コーキングを施すことで雨水の侵入を防いでいます。現在使用されている外壁素材の多くは、気温や湿度の変化に合わせて伸縮を繰り返すのが通常です。外壁素材の伸縮に外壁コーキングが耐えられないため、耐用年数にかかわらずひび割れたり、剥がれたりしながら寿命を迎えます。
外壁コーキングが劣化すると、すき間から雨水が染み出して家内に侵入します。天井や壁にシミを作るだけでなく、柱や梁など家自体の寿命に影響するような被害につながるため、業者による定期的な点検が必要です。
コーキングの寿命が切れたサインとは?
それでは次に、コーキング材の寿命が切れたことによって生じる、いろいろな症状をご紹介します。
あくまで目安ですが、ご紹介していく順番で後半にいくほど、深刻な症状となります。
明らかに見た目で異常がわかるものが多いので、ぜひコーキングの寿命切れのサインとして参考にしてください。
肉瘦せ(にくやせ)
コーキング材に弾力を持たせるための成分が外に溶け出してしまい、本来の厚みよりも薄くなってしまった状態です。
他の施工部分と比べて、あきらかにコーキング材がへこんでいれば、それが肉痩せと呼ばれる症状です。
程度にもよりますが、大きくへこんでいなければ特別な対処は必要ありません。
しかし、寿命切れの最初のサインでもあるので、今後はなんらかの対処が必要になります。
ブリード現象
肉痩せと同様、コーキング材に弾力を持たせる成分が、外に溶け出すことで発生する現象です。
こちらはコーキング材そのものよりも、外壁の塗装面に支障がでます。
コーキング材から溶け出した成分が浸透することで、外壁がベタつくようになります。
このベタつきが原因で、外壁が黒いシミのように汚れてしまうことも。
弾力を持たせる成分が溶け出したコーキング材は役目を果たせなくなる上に、外壁まで汚れてしまうブリード現象は避けたいところ。
しかし、こちらも程度によりますが、大きなシミなどが発生していなければ、特別な対処は必要ありません。
また、コーキング材によってはブリード現象を起こす成分を使っていないタイプも存在します。
剥離(はくり)
コーキング材が、外壁の接着面から取れている状態です。
ここまでくると、コーキング材は本来の役目を果たすことができないので、本格的な対処が必要になります。
外壁から取れているということは、その隙間から雨水などが侵入してくる可能性も。
早めに対処しておくことで、自宅を雨水の侵入から守ることにも繋がります。
断裂(だんれつ)
細かなひび割れであれば、経過観察でも問題ありませんが、大きな裂け目があれば対処が必要です。
裂け目があれば、それはコーキング材が外壁の振動や伸縮に耐えられなくなっている証拠。
また、外壁の振動などによって、その裂け目がさらに大きくなる可能性もあります。
複数ヶ所に発生しているようであれば、早めの対処が必要です。
欠落(けつらく)
こちらは文字通り、コーキング材が欠けていたり、落ちてしまったりしている状態です。
コーキング材自体が存在しないので、雨水も入り放題となります。
さらに、外壁の下地まで水が浸入することで、外壁自体に反りが発生することも。
そうなってしまったら、コーキング材どころか外壁自体を取り換える必要が出てきます。
そのため、欠落しているコーキング箇所を見つけたら、早急な対処が必要です。
コーキングのメンテナンス方法とは?
それでは、コーキングが寿命を迎えつつある場合、どのような対処が必要になってくるのでしょうか?
大きく分けて2つの方法があるので、順番に解説していきます。
・打ち増し(うちまし)
すでに打たれているコーキング材の上から、追加でコーキングを行う施工がこちら。
比較的短い時間で作業が完了するので、費用は割安となります。
しかし、古いコーキング材の上から新しいコーキングを行っても効果は限定的なものとなり、大きな期待は持てません。
ただし、施工場所によっては打ち増しが適しているところもあります。
たとえば、窓のサッシ部分などの金属制の枠がある場所や、建物の入隅(いりすみ)と呼ばれる部分は打ち増しが推奨されています。
これは、コーキング材を剥がすことが難しい部分や、施工中に建物を傷つけてしまう可能性が高いため。
そのため、施工業者によって基準や場所が決められているので、気になる場合は確認を行ってください。
・打ち換え(うちかえ)
現在使っているコーキング材を剥がしてから、新しいコーキング材を充填していく作業が打ち換えです。
一度コーキング材を剥がす作業が発生するため、打ち増しにくらべて必要な費用は少なくありません。
ただし、古いコーキング材を完全に取り除いた上で新しいコーキングを行うため、新築同様の美しい仕上がりが期待できます。
基本的には古いコーキング材を取り除かないと、しっかりとしたコーキングは行えません。
そのため、先ほどご紹介した特殊な場所以外は、コーキングが寿命を迎えたら打ち換えを行うのが一般的です。
ーキングの分類方法
コーキングは、どのタイプのシーリング材を使用しているかによって2つに大別できます。用途にあったシーリングを用いれば、雨水や湿気の侵入を効率よく防ぐことが可能です。
以下では、「形による分類」と「硬化剤の有無による分類」の2つのコーキング分類方法を解説します。
形による分類
コーキングに使用するシーリング材は、形が定まっているもの(定型シーリング)と、定まっていないもの(不定形シーリング)の2種類があります。
(1)定型シーリング |
定型シーリングとは、あらかじめ形が定まっている接続材です。パッキンやガスケットなどを指し、シール材と呼ばれています。主にハウスメーカーで多用されているゴム状の素材です。
ハウスメーカーの多くは、家の外壁に柄や模様が入った板を使用しています。パッキンやガスケットを使用すると、柄や模様を合わせやすいのが利点です。ゴムの性質上、劣化すると細くなって水分が染み込む場合があります。 |
(2)不定形シーリング |
不定形シーリングは、形状が固まっていない接続材です。使用する段階ではペースト状ですが、目地に詰めた後、時間が経過するとゴム状に変化します。シーリングと言えば、不定形シーリングを指すことがほとんどです。
伸縮性があり隙間に充填できるため、幅広い素材をつなぐ役割を果たします。また、空気や水を通さず、密閉や防水の機能を期待できるのが特徴です。不定形シーリングの場合も劣化するとひび割れから水分が侵入する可能性があります。 |
硬化剤の有無による分類
シーリング材は、硬化剤が入っているかどうかによる分類もあります。硬化剤とは、シーリングを固める役割を持つ素材です。以下では、1成分形と2成分形の違いを解説します。
(1)1成分形 |
1成分形とは、硬化剤がなくても単体で固まるシーリング材です。空気中の水分と反応して固まるタイプ、水分が蒸発して固まるタイプ、表面だけ膜が張り内部は柔らかいままのタイプがあります。硬化剤を混ぜ合わせる必要がなく、購入後すぐに使用できるのがメリットです。缶入りのタイプのほか、カートリッジに充填された形状のシーリング材を専用ガンにセットして充填するといった商品も多く出回っています。 |
(2)2成分形 |
2成分形は、固まるために硬化剤を必要とするシーリング材です。基材に含まれる成分が硬化剤の成分によって反応し固まります。使用できるようになるまでに、基材と硬化剤、着色用のトナーを専用の機械で攪拌するのが特徴です。コスト面では1成分形の約半分で手に入るというメリットがありますが、攪拌不足によって固まらないなどの手間がかかります。 |
コーキングの種類
それでは、最後にコーキングの種類について簡単にご紹介します。
どれも同じように見えるコーキングですが、施工場所や用途によっていろいろな種類が販売されています。
代表的なものだけをピックアップしてご紹介するので、DIYなどでコーキングを行う場合の目安にしてください。
・アクリル系コーキング
作業性がよく、湿っている場所でも使うことができるのが特徴です。
また、値段も他の種類のコーキングと比べると安価になっています。
塗装も可能な上に、ブリード現象を起こさないタイプも販売されています。
しかし、耐久性に劣るため、打ち換えの際に使う場合は、とくに注意したいところ。
・ウレタン系コーキング
ウレタンコークは、硬化後も弾力性が残るため、高い耐久性を誇ります。
さらに硬化後には、上から塗装をすることも可能。
価格も安価なので、外壁の塗り直しと同時に施工する場合にオススメです。
一方で、紫外線には弱いため、塗装を行わない場所の施工には向いていません。
しっかりと施工する場所を考えてから使いたいタイプのコーキング材といえますね。
・シリコン系コーキング
シリコン系のコーキング材は、過酷な環境化でも、しっかりと性能が発揮できるのが特徴です。
水や熱にも強く、さらに乾燥したあとも適度な弾力を保っており、環境的には使う場所を選びません。
一見したところ、全ての性能に優れているように思えますがデメリットとしては、塗装に不向きな点が挙げられます。
そのため、全面的に色を統一させたい場所への施工には不向き。
しかし、塗装ができないデメリットへの対策として、カラーバリエーションは非常に多く用意されています。
・変性シリコン系コーキング
先ほどご紹介したシリコン系のコーキング材とは違い、あとから塗装ができるのが、変性シリコンの特徴です。
耐水性もあるため、水回りへの施工に使うこともできます。
デメリットとしては、価格の高さと耐久性・密着性に劣る点に注意が必要です。
耐久性ではシリコン系のコーキング材の方が優れているため、塗装をする必要かあるかが、変性シリコンを選ぶ基準になります。
ポリサルファイド系コーキング
ポリサルファイド系コーキングとは、ポリサルファイドが含まれるシーリング材を使用するコーキングです。湿気によって表面が固まるタイプの1成分形と、基材と硬化剤を使用する2成分形の2種類があります。
1成分形のポリサルファイド系シーリング材は、表面仕上げの用途に適しており、主に石材やタイル目地などに使用されるシーリング材です。接着性は安定していますが、ポリサルファイド系シーリング材の上から塗装すると、コーキングに柔軟性を与える可塑剤が染み出して黒く変色する「ブリード」が起こる場合があります。
2成分形のポリサルファイド系シーリング材は、接着力が強いことから、さまざまな素材に使われてきました。結合部を埋めるための粘着性を持つ弾性系シーリング材として、古くから知られる可塑剤です。現在は成分のポリ塩化ビフェニルが有害化学物質として製造中止となっています。
油性コーキング
油性コーキングとは、樹脂素材と炭酸カルシウムなどから製造されたシーリング材を使用するコーキングです。ペースト状のため、小さい目地や細い目地などのシーリングに向いています。油性コーキング材は紫外線による劣化が少なく、耐久性の高さが魅力です。また、時間が経過しても内部が固くなりません。触ったときに内部が柔らかい場合は油性コーキングだと分かります。
油性コーキングには、水を弾くという特性があります。塗料と馴染まないため、油性コーキングを使用した場所には塗装ができないことに注意が必要です。外壁塗装をする場合には、使用をよく検討しましょう。
油性コーキングは、以前は建物のコーキングに使われていましたが、現在はほとんど使用されていません。油性コーキング材に含まれるアスベストや石綿が問題となったためです。
外壁コーキング補修の費用相場
外壁をコーキング補修する際にかかる費用相場は、劣化の状態や補修箇所などの補修内容によって変わります。
施工業者に見積もりを依頼して、早めに現状を確認するのが大切です。ここからは、それぞれの補修内容に合わせた相場について紹介します。
(1)打ち換えの場合
打ち換えは、外壁コーキングをすべて剥がして新しいコーキング材を充填します。取り付け部分に傷がつかないようにしながら、コーキングを残らず剥がす手間がかかる点が特徴です。1mあたり700~1,200円程度、30坪の家の場合は約14万~24万円が相場です。 (2)打ち増しの場合 打ち増しは、外壁コーキングを剥がさずにコーキング材を充填する方法を指します。元のコーキング材を剥がす手数がないため、1mあたり500~1,000円程度と打ち換えよりも費用を抑えられるのが魅力です。 (3)足場が必要な場合 建物に外装コーキングを施す場合は、足場を組む必要があります。作業するスタッフの安全確保と、作業効率を上げるのが目的です。足場を設置する費用は1平方メートルあたり800~1,100円で、一般的な2階建て一軒家の場合だと12万~20万円ほどの費用が必要になります。費用がかさむため、足場組みの対応を依頼するときはコーキング作業だけでなく、リフォームや外壁塗装といった他の工事を組み合わせるのがおすすめです。 |
まとめ
コーキング材は、外壁と比べると地味で、目立つ存在とはいえません。
しかし、実際は外壁が破損することを防ぐと同時に、家自体への雨水の侵入を防いでくれています。
どんなコーキング材を使っていても、いつか寿命は訪れるもの。
定期的な点検しておくことで、コーキング材の劣化を早めに見つけることができます。
劣化を放置しておくことで外壁が痛み、家本体にもダメージが及んでしまいます。
そのため、ぜひ1年に1度は自宅の外壁や水回りなどのコーキング材を点検してください。
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