外壁塗装リフォームブログ
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窯業系サイディングの外壁の塗装について知っておきたいこと
2021年5月14日
窯業系サイディングとは、セメント質原料や繊維質原料、混和材を混ぜ合わせて成形し、窯で乾燥させて固めた外壁材です。
表面はレンガ調や木目調、石調、幾何学模様など様々な質感が再現され、更に表面塗装が施されています。
またその意匠性を長く保つため、防汚効果の高い塗料などが塗装されて完成となります。
最近では30年などの長期の耐久性を謳う商品もありますが、全ての商品が高耐久ではなく、耐久性、意匠性を保つための塗り替えメンテナンスは必要になってきます。
では、どのような状態になれば、窯業系サイディングのメンテナンスが必要になるのでしょうか。実際の劣化症状なども交えて、知っておきたいポイントをご紹介していきます。
窯業系サイディングの外壁に塗装を行う理由
そもそもなぜ窯業系サイディングの外壁に、塗装を行うのでしょうか。理由は大きく分けて2つあります。
・美観・デザインのため
窯業系サイディングの表面には、保護するための塗料が塗られていますが、この塗膜が紫外線などによって劣化すると、外壁材自体にも紫外線が到達するようになり、
色あせや変色などが起こります。一度色あせや変色が発生すると元には戻らず、美観は損なわれ続けてしまうことに。
そこで注目したいのが、サイディングに塗られている保護塗料です。外壁材の美しさを維持するために、保護塗料を塗りなおせば、色あせや変色を防ぐことができます。
また一度色あせや変色が起きてしまった外壁材は、上から新たに塗料を塗ることで、意匠性の回復を図ることも可能です。
その他、コケや藻、鳥の糞、雨だれなどに由来する汚れが外壁に発生することもありますが、そのような汚れを除去するためにも外壁塗装は有効です。
・外壁材と建物の耐久性の維持とメンテナンスのため
耐久性に優れているといわれる窯業系サイディングの外壁ですが、雨や風・太陽光に晒され続けていることで、塗料は少しずつ劣化していきます。
また窯業系サイディングには、外壁材同士の継ぎ目にコーキングと呼ばれる伸縮性のある素材を充填するのですが、このコーキングが劣化しやすく、注意が必要です。
コーキングが劣化してしまうと、そのつなぎ目から雨水や湿気が外壁材の裏側まで侵入してしまい、外壁材だけでなく建物躯体にも影響が出るおそれがあります。
その他、地震や振動などによりサイディング材がズレてしまったり、衝撃でひびが入ってしまったりといった症状が見受けられることも。
そのような劣化や不具合が発生していないか定期的にチェックをして、耐久性の維持を図っていくことが大切です。
一般的な窯業系サイディングに使用される表面塗装の耐久性は10年程度、継ぎ目に使用されるコーキング材の耐久性は数年~15年です。
新築から10年で、建物の劣化を確認するためにも外壁の劣化診断を受けるといいでしょう。
窯業系サイディングの外壁塗装をせずに放置すると…
では、窯業系サイディングの外壁を塗装せずに放置すると、どのようなデメリットが生じるのでしょうか。実際予想される外壁のトラブルを段階ごとにご紹介します。
1.コケや藻、カビなどが発生し、美観を損ねる
窯業系サイディングの保護面が劣化し始めると、防水性、撥水性、防汚性などの効果が低下していきます。
コーティング効果が弱まった外壁表面は、コケや藻、カビなどが発生しやすい状態に。また更に雨だれなどの汚れがつくと、建物の美観が損なわれてしまいます。
2.窯業系サイディングが水に浸されているような状態になり、ひび割れなどの劣化につながる
窯業系サイディングの外壁は、塗装をすることで防水性を高めていますが、コケや藻、カビが発生すると、外壁材が常に水に浸されているような状態になります。
その状態が続くと、窯業系サイディングの強度が低下し、ひび割れなどを起こしてしまう可能性が。
ひび割れは、後述のように、建物躯体自体の劣化、腐食、カビの原因となるおそれがあるため、放置せず早めの対策をする方が得策です。
3.サイディング内側の空間に湿気が溜まり、建物躯体自体の劣化、腐食、カビの発生につながる
窯業系サイディングの外壁を塗装せずに放置したときの最大の懸念材料が、建物躯体への影響です。
窯業系サイディングの外壁では、もともと外壁材の内側に雨水が入り込んでも、自然と外に出るような仕組みになっています。
ところが外壁材や継ぎ目のコーキングが劣化し、外壁材と断熱材の間に常に湿気が溜まってしまうような状態になると、
躯体自体の劣化や腐食、カビの発生につながってしまうおそれがあります。
建物躯体自体の劣化は、家の強度や耐久性に関わってきます。そうなる前に、適正なメンテナンスを行いましょう。
窯業系サイディングの外壁の塗装をするタイミング
窯業系サイディングの外壁塗装をするタイミングとしては、築10年を目安にするとよいとされています。
外壁へのダメージは少しずつ蓄積し、劣化が進んでいきます。塗装してから約10年程度で劣化の症状が現れてくるため、状態を調査し、塗装を検討するタイミングと考えてよいでしょう。
窯業系サイディングに使用される塗料の耐用年数も考慮するとわかりやすいかもしれません。
例えば、新築時の塗料の耐用年数は短いもので10年程度。長いものは30年とうたわれていますが、塗膜の状態などを確認するためにも、メンテナンス時期は築10年くらいが目安になります。
とはいえ、住まい環境によって塗料の劣化スピードは違うため、以下のような症状がみられたときは、塗装店への相談をするタイミングと考えるとよいでしょう。
・藻やカビ、コケの発生
建物が密集している地域や日当たりのよくない場所にお住まいがある場合、外壁に藻やカビ、コケが発生してしまうことがあります。
塗装面の劣化で防水性が低下しているおそれがあるときに起こる症状です。
・チョーキング現象
チョーキング現象とは、外壁に薄く粉状のものが発生することで、手で撫でてみると、白い粉や塗膜と同じ色の粉が付着する現象です。
日光により、塗料が化学反応を起こし表面に顔料が浮き出てくることで起こります。
チョーキングの発生は、外壁の塗膜が劣化している証拠です。外壁の保護機能が低下している可能性が極めて高く、塗り替えのタイミングと言って良いでしょう。
・色あせ、変色
色あせ・変色は、日光(紫外線)にさらされ続けるために起こる現象です。
塗料の成分が日光により化学変化を起こしてしまった状態なので、元には戻りません。塗装面の経年劣化で保護機能が失われている可能性が高い症状です。
・クラック(ひび割れ)
塗料の柔軟性の低下により、固くなってしまったときに発生するのがクラック(ひび割れ)です。地震や交通量の多い地域の微振動に加え、外壁の劣化が主な原因とされています。
大きなクラックは、表面だけでなく下地材自体の割れが発生している可能性があります。
クラックから雨などの水分が侵入してしまうと、建物に雨漏りなどが発生し、建物躯体自体の劣化に繋がりかねません。
一時的な補修ではなく、塗り替えなどの抜本的対策が求められる状態といえます。
窯業系サイディングの外壁塗装の種類
続いて、窯業系サイディングの外壁塗装の種類をご紹介します。いざ塗装を検討するとなったときの参考にしてみてください。
・単色で塗装する
外壁塗装といえば、単色の塗料ですべて塗装することをイメージする方が多いかと思います。
最も一般的な塗装方法で、さくら外壁塗装店でも多くのお客様が単色での塗装を希望されています。
前回の塗装やもともとの外壁材の色に近い色を選べば、イメージを変えることなく美しい外観をよみがえらせることができます。
一方、家のイメージを180度変えるような大胆な色選びも可能です。家族と相談しながら色のイメージを決めるといいでしょう。
・多彩模様塗料で塗装する
窯業系サイディングは、表面にさまざまな模様が施されていることが多い外壁です。
特に石材やレンガなどをモチーフとしたデザインの外壁材に従来の単色塗装を施した場合、外壁材が持っていた意匠性を損なってしまうのが難点でした。
そんな意匠性の高い外壁材にも対応でき人気を博しているのが、多彩模様塗料です。
石材をモチーフとしている外壁デザインとの相性が良く、塗料に含まれる細かなカラーフレークが複雑な模様を再現。まるで本物の石材のような風合いに仕上がります。
タイル調やレンガ調などの窯業系サイディングにもおすすめの塗料です。
・ダブルトーン工法
ダブルトーン工法とは、2色使いで立体的な塗装を施す方法のことです。
中塗りで外壁材全てを一色で塗りつぶしたあと、上塗りの段階で目地などの窪んだ部分を除いた表面だけを塗装して、2色に塗り分けることで立体感を演出します。
タイル調やレンガ調といった目地(凹み部分)がある窯業系サイディングの外壁におすすめの塗装です。
・クリアー塗装
窯業系サイディングの色あせや変色が進んでいない場合には、クリアー塗装という選択も可能です。
透明な塗料を使用して塗装するため、窯業系サイディングのデザインを変えることなく、保護面を付加することが可能です。
ただ、色あせや変色が起こっていると、窯業系サイディングの劣化がそのまま残ってしまうような形になるため、目立った劣化もない時点で塗装をするときに限ります。
窯業系サイディングの外壁塗装の費用相場
窯業系サイディングの塗装では、使用する塗料の種類、破損個所の数、コーキングの長さなどにより、価格が変動します。
一般的な2階建ての家の外壁塗装では、100万円~150万円程度。屋根の塗装も一度に行う場合では、130万円~180万円がおおよその相場です。
外壁塗装自体の単価は、塗料の種類に左右されるので、窯業系サイディングだから他の外壁材と比べて高い安いがあるというわけではありません。
お住まいの外壁塗装が一体いくらかかるのか、費用について知りたい場合は、是非さくら外壁塗装店へお問い合わせください。
コストをできるだけ抑えた塗装方法や最適な塗料の提案はもちろん、デザイン提案や修繕提案、分割払いによるお客様負担の軽減まで、様々な面でサポートいたします。
【まとめ】
窯業系サイディングは、意匠性と耐久性を兼ね備えた外壁ですが、他の外壁材同様、点検は必要不可欠です。
定期的にしっかりと外壁をチェックして、長く住める家にしていきましょう。
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塗り替え工事はなぜ必要なのですか?
家そのものを長持ちさせるためです。
屋外にあるものは日々風や雨、紫外線にさらされて劣化していきます。家に限らず車や公園の遊具、道路や橋などもそうです。
家に使われている素材(サイディングや鉄、モルタル、プラスチック等)そのものが傷まないようペンキを塗ることで保護をしていますが、その塗膜も同じように日々劣化していきます。
塗膜の劣化が進むとひび割れ
や剥離が生じたり、カビや藻が生えたりします。それを放置しておくと、家の劣化が進むことで雨漏りの補修やサイディングの張替、モルタルの補修など、多くの費用が必要になり、大切な家の価値も下がってしまいます。そうなる前にメンテナンスが必要です。
また、外観が綺麗になることで心理的な面でもプラスの効果が生まれます。お客様より「また新築気分を味わえた」や「綺麗になったから人を呼びたくなる」等のお声を多くいただいております。
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塗り替える時期かどうか分からないのですが、どうすればいいですか?
弊社では無償で現場診断を行い、御見積り提出時に合わせて現場診断報告書を提出いたします。
ご自身でチェックする場合、以下の方法がありますので参考にしてください。
手で擦ると白い粉や塗膜の色の粉が付く
塗り替えタイミング度
★★★★☆チョーキング(白亜化)と呼ばれる現象です。塗膜が紫外線や雨に曝されて劣化することにより起きます。比較的わかりやすい塗膜劣化のサインで、塗り替え時期の目安です。
経年で起こりうるものですが、耐候性の優れた塗料を用いることでチョーキングの発生=塗膜の劣化を遅らせることが出来ます。
チョーキングしている面を塗り替える場合は高圧洗浄が必須になります。
コケや藻が発生している
塗り替えタイミング度
★★☆☆☆日当たりの悪い面や水場近くで起こりやすい症状です。コケ・藻専用洗浄剤が市販されていますので、洗浄で綺麗になります。(もちろん、塗り替えた方が綺麗になります。)
洗浄は基本的に水洗いか、スポンジでやさしく洗ってください。スチーム洗浄機は塗膜や素地を傷めるので使用しないでください。
尚、塗膜が割れて素地が出てしまっている場合や、素材が木材の時は塗り替えをオススメいたします。
鉄部のサビ、塗膜剥離
塗り替えタイミング度
★★★★★塗膜がダメになり、素材が傷み始めています。ケレンで錆を落としてから塗装する必要があります。
目地シーリング(コーキング)
塗り替えタイミング度
★★★☆☆~★★★★★目地シーリング(コーキング)が痩せていないか、ひび割れがないか、切れていないかをチェックしましょう。痩せていれば増し打ちで充填可能ですが、ひび割れが発生したり、シーリングが切れているようであれば打ち替える必要があります。
下記画像(塗り替えタイミング度★★★★★の画像)はシーリングのひび割れから水が入り、サイディングが傷んでしまい釘穴から割れてしまった画像です。
塗り替えタイミング度★★★☆☆
塗り替えタイミング度★★★★★
雨漏りが発生している
塗り替えタイミング度
★★★★★塗り替え時に必ず雨漏りの元を探す必要があります。雨漏り源が見つからないまま塗り替えても、雨漏りは止まりません。しっかり補修をして塗り替えましょう。
外壁のひび割れや塗膜剥離
塗り替えタイミング度
★★★★★こうなると塗膜の意味がありません。早急に補修をする必要があります。
定期的なメンテナンスは、美観を良くするだけでなく建物を保護して大切な資産維持に不可欠なものです。気になることや部位がありましたら、お気軽にご相談ください。 -
壁にヒビ割れができていますが、塗装してもらえますか?
まずは、補修を行う必要があります。外壁の素材によって対処も異なりますので、詳しくは現場調査依頼後スタッフまでご相談ください。
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雨風に強い塗装をお願いしたいのですが。
お客様のご希望・目的に合わせた塗料を提案、施工いたします。スタッフまでお申し付けください。
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コーキング(シーリング)は必ず打ち替えないとダメですか?
外壁塗装のタイミングでは、コーキングの劣化が進んでいるケースが多く、原則「打ち替え」または「増し打ち」が必要です。
「増し打ち」「打ち替え」いずれを行うかは、コーキングの劣化状況によります。
コーキングの劣化が少なく痩せているだけの場合は「増し打ち」と言って既存のコーキングに追加する方法で、比較的安価に施工することが可能です。
一方、劣化が激しくひび割れや弾性が失われてしまっている場合は、既存のコーキングを全て撤去し、新しくコーキングを打つ「打ち替え」を行います。
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