さくら外壁塗装の外壁塗装コラム

初めての外壁塗装で後悔しないための塗料の選び方

2021年6月10日

塗料

初めての外壁塗装で、一番気になるのが塗料のこと。

「どんな塗料がある?」「どんな塗料を選べばいい?」と不安なことが多いことでしょう。

この記事では、大切な家の外壁塗装を成功に導くために重要なポイントとなる「塗料選び」をする前に、知っておきたい情報をまとめてみました。

後悔のない塗料選びの参考にしてみてください。

 

外壁塗装の塗料選びの前に知っておきたいこと

外壁塗装

外壁のメンテナンスをする目安は、10年程度とされています。特に外壁塗装は、大金がかかる一大事です。

失敗したくない・後悔したくないと考えるのは自然なこと。そんな外壁塗装の失敗を回避するためには、塗料選びが大切なポイントとなります。

特に、外壁の種類や周辺環境・塗料の情報は知っておきたいところ。

次のメンテナンス時期まで長い間ともに過ごすことになる外壁ですから、安易に塗料を決めてしまう前にしっかりと確認しておきましょう。

 

外壁の種類と周辺環境を知る

雨 屋根

外壁塗装の塗料を決める前に、まず知っておきたいのが「外壁の種類」と「周辺環境」です。この2点確認しておくと、その後の塗料選びがスムーズになります。

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

・外壁の種類を知ろう

外壁の種類(外壁材)には、モルタル・サイディング・コンクリートなどさまざまな種類があり、外壁材によって合う塗料があります。

どんなに高額で機能性の高い塗料を使ったとしても、家の外壁に合っていなければ、考えていた通りの耐久性や効果を発揮できないことが考えられます。

まずは、大切な家の外壁がどんな外壁材でできているのか確認しておきましょう。

 

・周辺環境も大切な判断材料

周辺環境も塗料を選ぶ際の大きな判断材料になります。

「海が近く、潮風が当たる」「雨が多く湿気も気になる地域」など天候や地域の環境は、外壁塗装に大きく影響するポイントです。

家の周辺環境に適した塗料を選び、長く外壁塗装の効果を保てるようにしましょう。

 

外壁塗装の塗料の種類と価格相場

お金 相場

家の外壁の種類や周辺環境を確認したら、次は塗料について確認しておきましょう。

まずは、外壁塗装の塗料の種類とそれぞれの価格相場をまとめてみます。

 

外壁塗装の塗料の種類

 

・アクリル塗料

アクリル塗料は、アクリル樹脂が主な成分で重ね塗りしやすいのが特徴です。

発色がよく、光沢もあるため車や家電の上塗りにも使用されています。

価格帯もさまざまな塗料の中で一番安価で、耐用年数が短いため早期メンテンナスが必要となります。

 

・シリコン塗料

シリコン樹脂が主な成分のシリコン塗料。

コストパフォーマンスの面でも耐久性の面でもバランスのいい塗料とされ、人気の高い塗料です。

透湿性に優れ、結露しにくいのも人気の理由とされています。

 

・フッ素塗料

フッ素塗料は、フッ素樹脂が主な成分で耐熱性や耐寒性に優れ、さまざまな気候にも対応できるのが特徴です。

耐用年数も長いのですが、その分価格が高いのも特徴。

一般的な住宅では、施工面積が広くない屋根だけに使用される場合も多い塗料です。

 

・ウレタン塗料

ウレタン樹脂が主成分で、やわらかく密着性に優れたウレタン塗料。

細かい部分や曲がった面にも対応できるため、複雑な形の外壁にも使われます。

硬度があること、剥がれにくいことのほかに、光沢感も特徴のひとつ。

 

・ラジカル塗料

ラジカル塗料は、塗料が劣化する成分であるラジカルを抑制することでチョーキング現象などの劣化を抑制してくれる、比較的新しい塗料です。

シリコン塗料も上回るグレードを実現しているとされ、人気を集めています。

 

・無機塗料

無機塗料は、ガラスのように硬い塗膜が特徴で、フッ素塗料と同じく頑丈です。

フッ素やシリコンは劣化の原因である有機物でできていますが、無機塗料は無機物でできているため汚れが付着しにくい特徴があります。

また、燃えにくい性質と光沢が長持ちする性質があることも特徴のひとつ。

ただ、硬すぎるがためにひび割れが起きやすいというデメリットもあります。

 

・セラミック塗料

石ほどに硬い成分であるセラミックが配合された塗料がセラミック塗料。

セラミックビーズを配合して断熱性と遮熱性を高めているもの、親水性が高く汚れにくいもの、陶磁器の材料を吹き付け大理石のようなデザインにできるものの3つのタイプがあります。

セラミックが配合された合成樹脂塗料の種類によって耐用年数が変わります。

 

・ナノテク塗料

アクリルシリコン樹脂が配合された水性塗料であるナノテク塗料。

合成樹脂は石油系原料で作られており、CO2の排出量が懸念される材料でした。

合成樹脂を最小限に抑え、CO2の削減とシックハウス対策に有効な塗料として開発されました。

防火性に優れ、親水性と防カビ性も高いため、耐用年数が長いのが特徴です。

ナノテク塗料を取り扱う塗装業者は多くないため、この塗料で塗装できる業者探しは大変な作業になるかもしれません。

 

・光触媒塗料

光触媒塗料は、白い顔料の酸化チタンを利用した塗料。紫外線と酸化チタンが反応することで、外壁に付着した汚れを分解するとされています。

親水性が高く、雨水で汚れを流す効果もあり耐用年数も長め。外壁塗装に使用される塗料の中では最も高価な塗料とされます。

紫外線が当たりにくい場所にある建物とは相性が良くない場合も。

 

外壁塗装の塗料の価格相場

 

塗料 価格単価
アクリル塗料 1,000~1,600円/㎡
シリコン塗料 2,000~3,000円/㎡
ウレタン塗料 1,700~2500円/㎡
フッ素塗料 3,500~4,800円/㎡
ラジカル塗料 2,500~3,500円/㎡
無機塗料 4,500~5,850円/㎡
セラミック塗料 2,300~4,500円/㎡
ナノテク塗料 2,400~5,500円/㎡
光触媒塗料 3,800~5,500円/㎡

 

価格は、あくまでも1㎡当たりの目安です。

外壁塗装を行う業者ごとに価格が変わってくるため、塗料を選ぶ際に確認しましょう。

 

外壁塗装の塗料の耐用年数

相場

続いて、ここまでにご紹介してきた塗料の耐用年数をまとめてみます。

天候や周辺環境などさまざまな条件で耐用年数は変わってきますので、あくまでも参考として把握しておくとよいでしょう。

塗料
アクリル塗料 3年~8年
シリコン塗料 7年~15年
ウレタン塗料 5年~10年
フッ素塗料 12年~20年
ラジカル塗料 8年~16年
無機塗料 10年~25年
セラミック塗料 10年~20年
ナノテク塗料 10年~15年
光触媒塗料 10年~20年

 

外壁塗装の塗料の選び方

外壁塗装 養生

実際に塗料を選ぶときの希望をもとに、選び方を5つご紹介します。

選ぶ塗料によって、効果や次回のメンテナンスまでの期間が変わってきますので、どんな外壁にしたいか大まかにでも考えておく必要があります。

価格帯もあわせて考えながら、最適な塗料を選びましょう。

 

・外壁を長持ちさせたい

とにかく長持ちさせたいと考えているなら、フッ素塗料などの耐用年数の長い塗料がおすすめです。

ただ、塗膜が硬いフッ素塗料や無機塗料は、シリコン塗料のような柔軟性に欠けるのがデメリットで、ひび割れに気を付けなければなりません。

外壁との相性が悪い場合もひび割れのリスクが高まるため、耐用年数だけにこだわらず、家の外壁と相性がよい塗料の中から長持ちするものを選ぶのがよいでしょう。

 

・費用を抑えながらしっかりと効果を発揮させたい

費用はある程度抑えながら効果の高い塗料といえば、シリコン塗料やラジカル塗料がおすすめ。

アクリル塗料やウレタン塗料のような比較的安い塗料は、耐久性の面ではあまり高くないのが実情です。

コストパフォーマンスの面と耐久性や効果を考えるとしたら、耐用年数が10年程度なシリコン塗料やラジカル塗料が最適といえるでしょう。

 

・とにかく安くしたい

とにかく安価で外壁塗装したいと考えるなら、アクリル塗料やウレタン塗料がよいでしょう。

耐用年数が短いのが特徴なので、次のメンテナンスが必要ない場合や頻繁に外壁塗装を行う予定がある場合におすすめです。

ただ、費用対効果が高いとされる塗料をメインに扱っている外壁塗装業者の場合、アクリルやウレタンの塗料を扱っていない場合も考えられます。

とにかく安く済ませたいなど事情を説明して、アクリル塗料やウレタン塗料を使用してくれる業者を選ぶ必要があるかもしれません。

 

・外壁を汚れから守りたい

外壁が汚れにくい塗料といえば、親水性の高い塗料です。

例えば、フッ素塗料・セラミック塗料・ナノテク塗料などがあげられます。

これらの塗料は、塗膜についた汚れの間に水分が入り込みやすく、雨水によって汚れを洗い流すことができます。

このように親水性の高い塗料は、低汚染型塗料とも呼ばれ、外壁を汚れから守りたい場合におすすめです。

 

・潮風に強いものがいい

潮風が当たる海沿いの家の外壁の場合に心配になるのが、塩害です。

海水の塩分が風によって運ばれ、外壁についてしまい塗料の劣化を早めてしまうのが理由のひとつ。

潮風から外壁を守るなら、塗膜が丈夫な塗料を選ぶ必要があります。

フッ素塗料や無機塗料、アクリルシリコン樹脂系塗料など塗膜が丈夫で耐久性の高いものがおすすめです。

 

【まとめ】

塗料選びは、外壁塗装の大切な第一歩です。

外壁や周辺環境を理解し、予算を考えつつ、耐用年数など塗料の特徴をしっかりと理解した上で選ぶことが重要です。

外壁塗装は家を守るための大切なメンテナンス。

後悔しないためにも、焦りは禁物!大切な家にあった塗料選びを心がけましょう。

 

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