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2026年7月17日更新  2026年7月17日公開

窯業系サイディングvsガルバリウム鋼板!どっちを選ぶべき?メリット・デメリットを解説

外壁のリフォームを検討し始めると、「窯業系サイディングとガルバリウム鋼板、どっちがいいの?」と悩む方は少なくありません。
どちらも非常に人気のある外壁材ですが、重視するポイントによって、おすすめの選択肢は異なります。
 
この記事では、窯業系サイディングとガルバリウム鋼板を比較しながら、それぞれのメリット・デメリットを分かりやすく解説します。
さらに、外壁材をリフォームするメリットにも触れながら、「自分の家にはどちらが合っているのか?」を判断するポイントをご紹介。
ぜひ、リフォーム計画にお役立てください!
 

窯業系サイディングとガルバリウム鋼板の違い

窯業系サイディングとガルバリウム鋼板の違い

窯業系サイディングとガルバリウム鋼板は、どちらも人気のある外壁材ですが、向いている人は異なります。
重視したいポイントごとにおすすめの外壁材をまとめると、以下のようになります。
 
・デザインのバリエーションや初期費用を重視するなら「窯業系サイディング」
・軽さ・耐久性・将来のメンテナンス性を重視するなら「ガルバリウム鋼板」
 
ただし、「どちらが優れている」というわけではありません。
外壁の状態やリフォームで重視したいポイントによって、最適な外壁材は変わります。
 
また、外壁の劣化状況によっては、外壁材をリフォームするのではなく、塗装によるメンテナンスで十分な場合もあります。
そのため、「塗装で済むのか」「外壁材ごとリフォームした方がいいのか」を含めて検討することが大切です。

【比較表】窯業系サイディングVSガルバリウム鋼板

次は、窯業系サイディングとガルバリウム鋼板の違いを比較表で見ていきましょう。
 
窯業系サイディングとガルバリウム鋼板の比較表

比較項目 窯業系サイディング ガルバリウム鋼板
初期費用 安い やや高い
デザイン 非常に豊富 シンプル
耐久性 標準的 非常に高い
重量 重い 非常に軽い
耐震性 高い 非常に高い
ひび割れ 起こりやすい 基本的に起こらない
サビ 錆びない 傷がつくと錆びる
メンテナンス 10年前後で塗装・シーリングが必要 窯業系サイディングより頻度が少ない
カバー工法 重量があるため不向き 軽量なので最適

 
一つひとつの特徴を知ることで、自分が重視したいポイントが見えてきますし、自分に合った外壁材が見つけやすくなります。「絶対にこのデザインがいい!」と決まっている場合は迷うことは少ないかもしれません。
しかし、どちらにしようか迷っている場合は、初期費用やデザイン性だけでなく、将来的な耐久性やメンテナンス性まで含めて比較することをおすすめします。
 

窯業系サイディングのメリット・デメリットとは?

ベージュの窯業系サイディングの外壁

窯業系サイディングは、日本の戸建住宅で最も多く採用されている外壁材。
デザインの豊富さやコストパフォーマンスの高さが魅力ですが、一方で定期的なメンテナンスが欠かせません。
 

メリット

・デザインが豊富
窯業系サイディングはレンガ調や木目調、石積み調など、デザインやカラーのバリエーションが非常に豊富。ナチュラルからモダンまで幅広い住宅デザインに合わせやすいのも特長です。
 
・初期費用を抑えやすい
ガルバリウム鋼板と比べると施工費を含めた初期費用を抑えやすい傾向があります。できるだけコストを抑えて外壁をリフォームしたい方に向いています。
 
・施工できる業者が多い
国内で広く普及している外壁材のため、多くの施工会社が対応しています。施工実績が豊富な業者を見つけやすいのもメリットの一つです。
 

デメリット

・重い
ガルバリウム鋼板と比べると重量があり、建物への負担が大きくなります。
重量があることが必ず問題になるわけではありませんが、リフォームなどで建物への負担をできるだけ抑えたい場合はデメリットとなることがあります。
 
・ひび割れが起きやすい
窯業系サイディングはセメントを主原料としているため、地震や経年劣化によってひび割れ(クラック)が発生することがあります。
 
・定期的なメンテナンスが必要
窯業系サイディングを長持ちさせるためには、外壁の塗装だけでなく、継ぎ目にあるシーリングの打ち替えや増し打ちも必要です。一般的には10~15年を目安にメンテナンスを行うことで、防水性を維持しやすくなります。
 
・定期的な塗装が必要
表面の塗膜が劣化すると、防水性が低下します。外壁材を長持ちさせるためには、一般的に10~15年を目安に塗装メンテナンスを行うことが大切です。
 

ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットとは?

ガルバリウム鋼板の外壁

ガルバリウム鋼板は、軽量で耐久性に優れた金属製の外壁材です。建物への負担を抑えられることから、リフォームでも多く採用されています。
 

メリット

・軽量で建物への負担が少ない
ガルバリウム鋼板は、窯業系サイディングと比べて非常に軽量な外壁材です。建物への負担を軽減できるため、耐震性の向上が期待できるほか、リフォームでも採用されることが多くあります。
 
・耐久性が高い
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム・亜鉛・シリコンで構成されたメッキ層によって、サビや腐食に強いのが特長です。窯業系サイディングと比べて塗装などのメンテナンス頻度を抑えやすく、長期的な維持管理の負担を軽減できます。
 
・スタイリッシュな外観に仕上がる
シンプルでシャープなデザインが多く、モダンな住宅と相性の良い外壁材です。近年ではカラーバリエーションも増えており、スタイリッシュで洗練された外観を演出できます。
 

デメリット

・初期費用が高め
ガルバリウム鋼板は、窯業系サイディングと比べて材料費や施工費が高くなる傾向があります。そのため、リフォーム時の初期費用をできるだけ抑えたい方には負担に感じる場合があります。
 
・傷が付くとサビの原因になる
ガルバリウム鋼板はサビに強い外壁材ですが、表面に深い傷が付くと、その部分からサビが発生する可能性があります。傷を見つけた場合は、早めに補修することが大切です。
また、海沿いや交通量の多い道路沿いなど、塩分や排気ガスの影響を受けやすい環境では、通常よりサビや汚れが進行しやすくなります。そのため、定期的に外壁の状態を確認し、必要に応じて早めにメンテナンスを行うことをおすすめします。
 
・デザインの種類は少なめ
近年はカラーバリエーションも増えていますが、レンガ調や木目調などデザインの豊富さでは窯業系サイディングに及びません。外観に強いこだわりがある場合は、物足りなく感じることもあります。
 
・断熱性、遮音性は製品によって違う
「ガルバリウム鋼板は暑い」「雨音が響きやすい」と言われることがあります。しかし、製品によっては断熱材が一体化したものもあり、断熱性や遮音性に配慮された商品も販売されています。
そのため、「ガルバリウム鋼板だから暑い」「うるさい」というわけではなく、採用する製品や施工方法によって住み心地は大きく変わります。
 

「ガルバリウム鋼板」と「金属サイディング」の違いは?

ここまで窯業系サイディングとガルバリウム鋼板について説明してきましたが、サイディングの種類は窯業系以外にもいくつかあり、そのうちのひとつに金属系サイディングというものがあります。
この金属系サイディングは見た目がガルバリウム鋼板とそっくり。「どう違うの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか
 
ガルバリウム鋼板は、鉄の板にアルミニウム、亜鉛、シリコンをメッキした素材を指します。
一方、金属系サイディングはガルバリウム鋼板などの金属板に断熱材などの裏打材を組み合わせた外壁材です。(※金属系サイディングの主な素材には「ガルバリウム鋼板」と「アルミ」があります)
つまり、「素材自体」か「断熱材などが組み合わさっている」かの違いです。
 
金属系サイディングの断面図
金属系サイディングの断面
 
見た目はほぼ同じに見えますが、断熱性や遮音性などは違いがあるので、どのような性能を重視したいのかを整理したうえで選ぶことが大切です!
 

あなたの家におすすめなのはどっち?

クールな印象のガルバリウム鋼板の外壁

ここまで、窯業系サイディングとガルバリウム鋼板の特徴やメリット・デメリットをご紹介してきました。
どちらにも魅力があるため、「どちらが優れている」と一概に言えるものではありません。大切なのは、ご自宅の状態や、リフォームで何を重視したいかに合わせて選ぶことです。
それぞれの外壁材がどのような方に向いているのか、以下にまとめました。
「我が家にはどちらが合っているのだろう?」と悩んでいる方は、ぜひ以下を参考にしながら考えを整理してみてください。
 

窯業系サイディングがおすすめな方

・初期費用をできるだけ抑えたい
・デザインやカラーの選択肢を重視したい
・施工実績が豊富な業者の中から比較、検討したい
 

ガルバリウム鋼板がおすすめな方

・建物への負担を軽減し、耐震性も重視したい
・カバー工法によるリフォームを検討している
・将来的なメンテナンスの手間や費用をできるだけ抑えたい
 

まとめ|外壁材選びは将来も見据えた判断を

青いガルバリウム鋼板の外壁の家

いかがでしたでしょうか?
窯業系サイディングとガルバリウム鋼板は、それぞれ異なる魅力を持つ外壁材です。
デザインの豊富さや初期費用を重視するなら窯業系サイディング、軽さや耐久性、将来のメンテナンス性を重視するならガルバリウム鋼板がおすすめです。
 
また、外壁の劣化状況によっては、外壁材をリフォームするのではなく、塗装によるメンテナンスで十分な場合もあります。
そのため、「塗装で済むのか」「外壁材ごとリフォームした方がいいのか」は、建物の状態を確認したうえで判断することが大切です。
外壁のリフォームは、家を守るための大切な投資であると同時に、決して小さくない出費を伴います。
高額な費用をかけて後悔しないためには、ご自宅の現状に合わせた確かな根拠を持って選ぶことが何よりの失敗回避策です!
 
もし「自分の家がどちらに向いているか判断が難しい……」という場合は、ぜひ一度、さくら外壁塗装店に現状の外壁診断をおまかせください。
 
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