失敗しない外壁色の選び方！「汚れが目立たない＋色長持ち」カラーをご紹介

外壁塗装で失敗しないコツ

こんにちは！

本日も昨日に引き続き、「色」のお話をしていきます。
この記事を読んで失敗しない外壁色選びをしましょう！

皆さん、外壁塗装の寿命が何年かご存じでしょうか？

外壁塗装は一般的に約10年が寿命と言われており、
現在使用されている塗料がウレタン塗料かシリコン塗料の場合は
約5～15年だと言われております。
「そろそろ塗り替えのタイミングかも？」と思った方、いらっしゃるのではないでしょうか。
せっかく外壁を綺麗に塗り直すのなら、
塗った色が長持ちして綺麗な状態を長く保てる方が良いですよね？

そんな方に是非知っていただきたい、“色”についての豆知識をまとめてみました！
塗り替えをご検討する際、色決めの参考にしていただけましたら幸いです。

汚れが目立たない色は？

せっかく塗り替えをしても、雨や排気ガスなどですぐに汚れてしまい、汚い印象になってしまうのは嫌ですよね。
そこで塗り替えをする時点で、汚れが目立たない色で事前に塗ってしまうというのも、長く使って頂く上では大事なポイントとなります。

一般的に汚れが目立たないとされている色は、
「グレー」「ベージュやアイボリーなどの淡い色」「ブラウン」になります。
なぜ目立たないのか？を色ごとにご紹介します。

■グレー
落ち着いた色合いでシックな印象の「グレー」。
「黒」の方が、汚れが目立たないのでは？と考える方も多くいらっしゃるかと思いますが、実は外壁に付着する汚れは「グレー」が一番近いとされております。そのため、傍目から見ても汚れが目立たないというメリットがあります。

■ベージュやアイボリーなどの淡い色
ナチュラルで温かみのある「ベージュ・アイボリー」。
カビやほこりと言った汚れは中間色であることが多く、淡い色を外壁にしようすることで汚れと一体化して見える為、汚れが目立ちにくくなります。
「白い外壁が良いけど、汚れが目立ちそう…」とお考えの方は、白に近い「アイボリー」を選ぶのも良いでしょう。

■ブラウン
ナチュラルだが重厚感のある「ブラウン」。
こちらは人気の色でもありますが、汚れを目立たせない外壁としてもおすすめです！
特に赤土が舞い上がりやすい地域では、赤土の色に近い「ブラウン」を塗装していただくと付着しても目立ちません。

長持ちする色は？

外壁の色褪せは、主に2つ原因があります。
一つは「紫外線での色褪せ」です。
塗料によって張られた塗膜が外壁を保護しているのですが、紫外線によって塗膜が剥がれてしまい、直接ダメージを受けてしまうため色褪せしてしまいます。
特に日当たりの良い場所の外壁は、紫外線によるダメージを多く受けてしまうため、日当たりの悪い場所と比べ劣化スピードが速い場合もあります。

もう一つの原因が「顔料の劣化」です。
外壁を手で触ると粉状のものが付くという経験をしたことがありませんでしょうか？これは【チョーキング現象】といって、顔料が劣化しているサインになります。紫外線などで顔料が劣化してしまうと、このような現象が起こります。

「紫外線」も「顔料の劣化」も完全に避けることは難しい原因です。
ですが、比較的、色褪せしにくい色はありますのでご紹介します。

■白
「白」は太陽光を吸収しにくいという特性があるため、他の色に比べ紫外線のダメージ自体受けにくいです。また、色褪せたということ自体も分かりづらい色となっております。
清潔感もあり、どんな建物にも合う「白」。建物の立地上、強い紫外線を受けやすい場所にある建物などには最適です！

■黒
黒の顔料はカーボンブラックというもので出来ており、着色力が高いので、色褪せしにくいです。
しかし汚れが目立ちやすく、艶がどんどん無くなる…というデメリットもあります。そうした場合、色褪せしたような印象を抱きやすくなります。前述した通り、実際には色褪せしていなくても、艶感が無くなることで色褪せしたような“イメージ”になってしまいますので、「黒」をお考えの際はここも頭に入れておくことをオススメします。