屋根塗装特集！～屋根の塗料にも種類が色々～

外壁塗装の施工事例

今回は屋根の塗装特集です。普段はご自宅を風雨から守ってくれる屋根ですが、台風などいつもと異なる気象現象により、思わぬ被害が発生してしまうケースもあります。台風での被害を最小限に抑えるためにも、日ごろからメンテナンスを行うことが大切です。

さくら外壁塗装でも、外壁塗装と一緒に屋根塗装をご依頼いただくケースがほとんどです。屋根塗装の際には、お住まいの屋根の補修が必要かどうかもチェックさせていただくので、台風被害の防止にもつながります。

では、屋根の塗装とはどのように実施されるのでしょうか。ここからは実際の施工事例をご紹介いたします！

屋根塗装の施工例1

こちらはスレート屋根塗装の上塗りの写真です。

外壁塗装と屋根塗装では使用する塗料が異なることがほとんどです。シリコンやラジカル制御形など含有されている樹脂成分によってグレード・機能が変わるという点は外壁の塗料と同じですが、各メーカーが屋根の塗装に適した塗料を開発し、販売しています。

例えば日本ペイントの場合は、「屋根用遮熱塗料」「スレート屋根・住宅用化粧スレート屋根用塗料」「鋼板・トタン屋根用塗料」に分類されていて、それぞれ5～7種類の塗料がラインナップされています。

こちらのご自宅では、中塗り・上塗りにスレート屋根・住宅用化粧スレート屋根用塗料のファインパーフェクトベストを使用しました。ファインパーフェクトベストはラジカル制御形塗料の一種で、耐候性に優れているのが特徴です。さくら外壁塗装でもよく使用する人気の塗料なんですよ。

外壁塗装と同じように、下塗り・中塗り・上塗りと3回に分けて職人が丁寧に塗装していきます。

屋根の上部の方から上塗りをしている最中です。

屋根材と屋根材の間に何か挟まっているのがわかりますでしょうか？これはこのブログでもご紹介したことのあるタスペーサーという道具です。

タスペーサーをスレート屋根とスレート屋根の間に挿入し、隙間を作ります。こうすることで、内部に入ってしまった雨水を適切に排出でき、雨漏りを防げるのです。

タスペーサーについてご説明したブログはこちらです！お時間あればご一読くださいね。

屋根塗装の施工例2

こちらのご自宅は施工例1のようなスレート屋根ではなく、セメント瓦の屋根でした。この場合、セメント瓦に適した塗料を使用します。今回、上塗りに使用したのは水谷ペイントの水系シリコン。水谷ペイントには業界に先駆けて水系屋根用塗料の製品化に成功した「水系ポリマ」がありますが、水系シリコンは水系ポリマシリーズの超耐久性品として位置づけられています。

このようにさくら外壁塗装では、屋根材の種類によって適した塗料をご提案させていただいています。