外壁のひび割れは家の寿命を縮める！？放置リスクと正しい補修方法

外壁に「ひび割れ」を見つけて不安になったことはありませんか？小さな亀裂でも、放置すると雨漏りや劣化の進行につながり、結果的に大規模な補修が必要になるケースも少なくありません。特に今の新築では約7割以上の家に窯業系サイディングが採用されており、ひび割れ補修の知識を持っておくことは数年後にとても重要になってきます。
そこで今回は、外壁に起こるひび割れの原因・ひび割れを放置した時のリスク・ひび割れの補修方法・サイディング外壁ならではの注意点をわかりやすく解説します。

外壁のひび割れの主な原因とは？

外壁に起こるひび割れの原因は1つではなく、以下のような要因が複雑に関係しています。ではどのようなパターンがあるのか？要因としてよく挙げられるパターンについてご紹介します。

■経年劣化

新築後数年が経つとどうしても外壁の塗膜やシーリング材が劣化し、防水性が落ちることで表面にひび割れが生じます。耐候性もなくなることで、外壁表面のひび割れに繋がるケースが多いです。

■温度変化による伸縮

夏と冬で外壁材が膨張・収縮を繰り返すことで、塗膜やサイディングに小さなひびが入ることがあります。

■地震や地盤の動き

小さな揺れでも繰り返されることで、外壁に「構造クラック」と呼ばれる大きめのひびが入る場合があります。

■施工不良

モルタルやサイディングの施工時に不具合があると、数年でひび割れが出やすくなります。

外壁のひび割れの種類と危険度

外壁のひび割れにはいくつかの種類があり、ひび割れの仕方によって補修方法も異なります。

■ヘアークラック
表面の塗膜にできる0.3mm以下の髪の毛ほどの細いひび。すぐに大きな影響はありませんが、塗膜の劣化が起きているサインです。

■構造クラック
幅0.3mm以上のひび割れ。建物の構造に影響を与える可能性があり、早急な補修が必要です。

■コーキング部分のひび
サイディング外壁に必ず使われているコーキング材。そのコーキングに多く見られる現象のことを言います。シーリング材の劣化により隙間(ひび割れ)が生じ、防水性が低下します。

放置するとどうなる？外壁のひび割れ

「小さいひび割れだから大丈夫」と放置するのは危険です。その小さなひび割れでも家にどのような影響をもたらすのか、そのリスクについて紐解いていきます。

■雨漏りのリスク

ひび割れから雨水が侵入すると、内部の防水シートや下地材を劣化させ、雨漏りの原因となります。ひび割れは外壁やコーキングのみと限らず、ベランダなどの防水層の割れから生じるパターンも多くあります。

■構造材の劣化

木造住宅の場合、内部の木材が腐食すると耐久性が落ち、住宅全体の寿命を縮める恐れがあります。

■補修費用の増大

小さな補修で済む段階を逃すと、外壁の張り替えや内部修繕が必要になり、結果的に費用が大幅にかさむ可能性もあります。

外壁に起こったひび割れの補修方法

では、外壁表面にひび割れを見つけた際どうすればいいのでしょうか？
外壁表面にひび割れを見つけた時の発見～補修までの流れについて紹介します。

①現地調査

外壁のプロが、ひび割れの幅・深さ・位置を確認します。必要に応じて内部の雨漏り調査も行う場合がございます。

②補修方法の選定

ヘアークラックなら塗装補修、構造クラックなら樹脂注入や外壁の部分交換を検討します。

③補修工事

サイディングが劣化している場合はコーキング打ち替え、モルタルの場合はモルタル補修＋塗装など劣化箇所や外壁材に応じて、適切な補修を行います。

④再発防止策

外壁塗装で防水性を高め、定期的に点検・メンテナンスを行うことが重要です。

外壁メンテナンスのことはさくら外壁塗装店にお任せください！

いかかでしたでしょうか？

外壁やコーキングのひび割れを避けても避けきれないのが現実…。
外壁のひび割れは「小さいから大丈夫」と見過ごすと、雨漏りや構造材の劣化につながり、住まいの寿命を縮める可能性があります。特にサイディング外壁はコーキングの劣化と合わせてチェックが欠かせません！
原因を正しく見極め、早めに補修を行うことで、大掛かりな工事や費用を防ぐことができます。
さくら外壁塗装店では、無料で現場調査とお見積りの作成を承っております。全国対応可能ですので、まずは一度お問い合わせください！