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ベランダの防水塗装も忘れずに！塗料の種類や違いをご紹介

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2023年10月16日更新 2023年10月16日公開

ベランダの防水塗装も忘れずに！塗料の種類や違いをご紹介

外壁塗装で失敗しないコツ

目次

こんにちは！

今日は、「ベランダの防水塗装」についてご紹介します。

ベランダの防水塗装ときいて、イメージが湧きますでしょうか…？
外壁塗装となるとまだイメージが付きやすいかと思いますが、ベランダの塗装について改めて考えたり、状態を確認したり、ということはなかなかしたことがない方が多いと思います。

ですが、ベランダの防水塗装が劣化したまま使い続けると、気づいたときには室内に影響が出るほどの雨漏りになることも…！

ベランダ防水塗装について知り、お住まいに合ったメンテナンスを行いましょう！

ベランダの防水塗装塗料の劣化症状とは？

そもそもベランダは、下地となる防水層の上に、トップコートとなる塗装防水層が塗られて、防水機能を保っています。
その防水機能が劣化してくると以下のような様々な症状がでてくるので、ご自宅などのベランダをチェックしてみてくださいね！

■塗装のひび割れ、塗膜の剥がれ

ベランダの壁や床に発生するひび割れは、雨水の浸入経路となります。細かなひび割れは塗装の劣化に収まっている可能性が高いですが、大きなひび割れは防水層や外壁に影響が及んでいる可能性が高いです。このまま放置すると、雨水の浸入により塗膜が膨れたり、剥がれたりすることがあります。早めのひび割れ対処が重要です。

■コケやカビの付着

ベランダの表面塗装が劣化すると、コケやカビの発生が増えます。これは元々の防藻・防カビ効果が薄れているサインです。目に見えるほどのコケやカビが出てきたなら、塗り替えを考えるタイミングです。

■雨水の溜まり

ベランダの床は勾配がついており、排水効率が良いため雨水が溜まりにくい構造です。しかし、床面の防水層が劣化すると微妙な変形が生じ、凹みが発生して水溜りができます。
また、汚れにより排水が阻害され、雨水が溜まることもあります。劣化が進んでいなくても、排水溝が詰まることで、雨水がたまり雨漏りにまで発展することがあります。
ベランダはそもそも、水が溜まることを前提には作られていません。水たまりができている場合は早急な対応が求められます。

■防水層の剥がれ

トップコートの防水塗装の劣化が進むと、下地の防水層自体も劣化が進み、剥がれるという症状が見られます。
ベランダの床の剝がれが見られたら、それはかなり防水性能が低下しているサインです。すぐに業者に工事を依頼してください。

ベランダ防水に適している工法とは？

■ FRP防水工法

FRPとは繊維強化プラスチックの略称で、まずベランダにFRPで出来たシートを敷き、その上に専用の樹脂塗料を塗ることで防水層を作る工法です。
自由度が高く、複雑な形のベランダにも施工可能で、屋上駐車場に使われるほどの高い防水性と耐久性を持ち合わせています。

■ウレタン塗膜防水工法

ウレタンと呼ばれるプラスチックの一種で作られた樹脂を複数回塗り、防水層を作る工法です。
塗料なため、凸凹があっても施工でき、FRP防水工法に比べるとコストが低い傾向があります。

■トップコート塗替え

上記のどちらの工法も、防水層をトップコートで保護して仕上げます。このトップコートは経年劣化するため5~10年に1度は塗り替えることをおすすめします。
もちろん業者に頼むこともできますし、DIYで塗ることも可能です。
定期的な塗り替えをすることで、防水層を劣化から守りましょう！

ベランダ防水塗料の選び方

■予算

FRP防水工法：1㎡あたり4,000～8,000円
ウレタン塗膜防水工法：1㎡あたり3,000～7,000円
トップコート：1㎡あたり2,000～3,000円

あくまでも目安ですが、各工法の相場はこれくらいです。
中には法外な見積もりを出してくる悪徳業者もあるので、ぜひ相見積りをとって慎重に検討してくださいね！

■効果

FRP防水工法：10～25年（トップコートの塗り直しは必要）
ウレタン塗膜防水工法：8～13年（トップコートの塗り直しは必要）
トップコート：5~10年ごとに塗り直し

■どのくらいその家に住む予定なのか

防水工法や防水塗料によっても耐久年数は変わってきます。
また、ご自身が今の家にあとどれくらい住む予定かによっても、適する防水工事は変わってきます。

専門業者に現場調査に来てもらい劣化状況を確認したうえで、お客様の予算やご希望を相談してみてください。

外壁塗装とベランダ防水を一緒に行うメリット

ベランダ防水塗装の工事は、外壁塗装工事と同じタイミングでするのがおすすめ！

ベランダ防水塗料(トップコート)と外壁塗料は塗替え周期の年数が似ているケースが多いです！塗料の種類によっても変わってはきますが、同時に塗替えをすると、コストダウンもでき、別々に施工するよりも工期も短くなり、効率的です。

ベランダ防水塗装、もしくは外壁塗装の塗り替えを検討している方は、ぜひもう一方の塗装の塗り替えも検討してみてください！

外壁のことはさくら外壁塗装店におまかせください！

いかかでしたでしょうか？

なかなか意識していなかったベランダですが、外壁と同じようにメンテナンスが必要なことがわかりましたね！
新築を建ててから10年、または、前回の塗装塗替えから10年ほどたっている方は、ぜひ現場調査を依頼して、まずは塗替えが必要なのかどうかをチェックしてみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます！
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