さくら外壁塗装工事店
外壁塗装リフォームブログ
長期的に見たらお得？屋根カバー工法の特長を分かりやすく解説【施工事例あり】

さくら外壁塗装の外壁塗装リフォームブログ

2025年12月2日更新 2023年6月21日公開

長期的に見たらお得？屋根カバー工法の特長を分かりやすく解説【施工事例あり】

今回のテーマは、屋根リフォームの選択肢のひとつである「屋根カバー工法」について。

屋根のリフォーム方法は主に、

・屋根塗装
・屋根葺き替え
・屋根カバー工法

といった3種類のリフォーム方法がありますが、その中でも特におすすめしたいのが屋根カバー工法です。
この記事では、「屋根カバー工法って何？」「屋根カバー工法にはどんなメリットデメリットがあるの？」といった疑問を解消しつつ、実際にさくら外壁塗装店で施工した屋根カバー工法の施工事例の写真もあわせて紹介していきます。
屋根リフォームの検討に役立つ内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください！

屋根カバー工法とは

屋根カバー工法とは、現在の屋根材の上に防水シートを敷き、その上から、新しい屋根材を重ねて仕上げるリフォーム方法です。
既存の屋根を撤去しないため、廃材が少なく、住まいへの負担も抑えられるのが特徴です。

なぜ屋根カバー工法を選ぶのか

屋根の状態によっては、塗装だけでは十分な補修ができない場合があります。特に、次のような症状が見られる屋根では注意が必要です。

・細かなひび割れが広がっている
・屋根材の先端が劣化している
・表面が剥がれやすい・崩れやすい
・そもそも塗装が推奨されていない屋根材である（例：パミールなど）

こうした屋根に高圧洗浄を行うと、水圧だけで簡単に割れてしまうこともあり、塗装によるメンテナンスでは屋根の寿命を守りきれません。そのため、“屋根材そのものを新しく保護する工事”が必要となり、選択肢としては次の二つがあります。

・屋根をすべて撤去して新しい屋根材にする「屋根葺き替え」
・既存屋根の上に新しい屋根材を重ねる「屋根カバー工法」

なかでも屋根カバー工法は、金銭面の負担を抑えながらしっかりと耐久性を高められるため、「葺き替えほど大がかりにはしたくない」という方に選ばれる工法です。

屋根カバー工法のメリット・デメリット

◆屋根カバー工法のメリット

・屋根材の処分費用を抑えられる
既存の屋根を撤去しないため、廃材がほとんど発生しません。その分、屋根葺き替えに比べて処分費用を大きく抑えることができます。

・工期を短縮できる
屋根材の取り外し作業が不要なため、作業工程が少なく済みます。
工期が短くなるため、悪天候の影響を受けにくいのも大きなメリット！
スケジュールが立てやすく、スムーズに工事を進めやすい点も魅力です。

・屋根が二重構造になり、防水性が向上する
防水シートと新しい屋根材が重なるため、雨漏れが発生していない状態であれば、より防水性の高い屋根に仕上がります。

・遮熱、遮音性が向上する場合がある
金属屋根材＋断熱材一体型の屋根材（スーパーガルテクトなど）を採用すると、
室内の暑さ軽減や雨音対策にもつながります。

◆屋根カバー工法のデメリット

・既存屋根の下地そのものは直らない
屋根カバー工法は「既存の屋根の上から新しい屋根材をかぶせる工事」なので、下地が大きく傷んでいる場合は適さないことがあります。
お住まいの家の屋根がカバー工法可能かは、現場調査時に確認させていただきますのでご安心ください。

・塗装より費用が掛かる
屋根を新しく重ねる工事になるため、塗装と比較するとどうしても費用は高くなりますが、
その分、耐久性が長くなるというメリットが得られます。

【施工事例】屋根カバー工法のBEFORE→AFTERをご紹介

今回は、IG工業の「スーパーガルテクト」という金属製屋根材に絞って、屋根カバー工法でリフォームを行った施工事例を3つご紹介します！

◆施工事例1：外観だけでなく遮音性や防音性・防水性を高めた屋根のカバー工法

↓ビフォー↓

↓アフター↓

▼この施工事例の詳細はこちらをご覧ください！
外観だけでなく遮音性や防音性・防水性を高めた屋根のカバー工法

◆施工事例2：塗装出来ないパミール屋根を屋根カバー工法で再生！

↓ビフォー↓

↓アフター↓

▼この施工事例の詳細はこちらをご覧ください！
塗装出来ないパミール屋根をカバー工法で再生した外壁塗装・屋根塗装工事

◆施工事例3：超高耐久性の屋根材「スーパーガルテクト」を使用した屋根カバー工法

↓ビフォー↓

↓アフター↓

▼この施工事例の詳細はこちらをご覧ください！
超高耐久性の屋根材「スーパーガルテクト」を使用した屋根カバー工法工事

スーパーガルテクトとは？

今回の施工事例でも使用している「スーパーガルテクト」は、アイジー工業が製造する金属屋根材で、超高耐久・遮熱性・断熱性・を兼ね備えた、人気の屋根材です。
さびにくい金属の超高耐久ガルバと断熱材を一体化しており、丈夫で長持ち。長く安心して使えることから住宅リフォームでも多く選ばれています。
引用元：アイジー工業株式会社

◆スーパーガルテクトの特長

・断熱材一体型で、室内の暑さや寒さを軽減
裏面に断熱材が一体化されているため、夏の熱気・冬の冷気を軽減し、室内環境を快適に保ちやすくなります。冷暖房効率の向上にもつながります。

・メンテナンス性が高い
表面塗膜の耐候性が高く、錆びにくい素材を使用しているため、長期間にわたって美観と性能を維持できます。

・素材自体が錆びにくく、耐久性が高い
ガルバリウム鋼板は、従来の金属屋根に比べサビに強く、屋根材として非常に優れた耐久性を持っています。

・軽量で、屋根カバー工法と相性が良い
一般的な屋根材に比べて非常に軽量で、建物への負担を抑えられる点も魅力。重ねて施工する「屋根カバー工法」と特に相性が良く、仕上がりも美しいのが特長です。

・デザイン性が高く、外観が引き締まる
シャープなラインと落ち着いた色味で、和風・洋風のどちらにも合うデザイン。仕上がりがスタイリッシュで、外観を上品にまとめてくれます。

・長期保証が充実している
塗膜については15年間、赤さびについては20年間、穴あきについては25年間のメーカー保証が付帯しており、長期的に安心して使用できる高耐久の屋根材です。屋根リフォームの将来のメンテナンスコストを抑えたい方にも適しています。※対象製品や保証についての条件などの詳細は、メーカーのHPなどでご確認ください。

◆スーパーガルテクトを検討する際の注意点

・金属屋根特有の雨音が気になる場合がある
金属屋根は、雨が当たったときの音を気にされる方もいますので注意が必要です。
ただし、スーパーガルテクトは断熱材が一体化されているため、一般的な金属屋根よりも音が響きにくい構造になっています。

・塩害地域では注意が必要
海沿いなど塩分を含む風が強い地域では、ガルバリウム鋼板は不向きな場合があります。
そのため、設置環境に適した仕様を選ぶことが大切です。屋根材の適応条件は地域によって異なることもあるため、施工前に業者へ相談しておくと安心です。

◆スーパーガルテクトのカラー展開

※カラーバリエーション画像はアイジー工業の公式サイトより抜粋

スーパーガルテクトは、多彩なカラー展開も魅力です。

・Sシェイドブラック
・Sシェイドブラウン
・Sシェイドブルー
・Sシェイドモスグリーン
・Sシェイドチャコール
・Sシェイドワインレッド

落ち着いた色合いで外観全体を引き締め、住まいに上品な印象をもたらします。

屋根カバー工法が向いているのはこんなお家です！

ここまで屋根カバー工法の特徴や、実際の施工事例・屋根材の選び方をご紹介してきました。
最後に、屋根カバー工法が向いているケースをあらためて分かりやすく整理しておきます。
どんな修理方法になりそうか少しだけでも予想しておくだけで、費用感やスケジュールなどがイメージしやすいと思いますので見積もりを依頼する前の参考として、ぜひチェックしてみてください！

◆屋根カバー工法が向いているケース

・塗装が出来ない屋根材を使用した屋根の家
・なるべくメンテナンス回数を減らしたい人
・建物への負担を減らすため、軽い屋根材にしたい
・断熱性や遮熱性も改善したい
・デザイン性の高い屋根にしたい

◆葺き替えを検討したほうが良い可能性があるケース

・屋根の劣化がかなり進んでいる（崩れ・大きな破損）
・雨漏りが継続している
・下地が傷んでいる
・屋根を根本から一新したいと考えている

まとめ

いかがでしたでしょうか？
屋根リフォームといえば「まずは塗装」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、屋根の状態や将来のメンテナンスを考えると屋根カバー工法という選択肢も非常に有効です。

屋根カバー工法は初期費用こそ塗装より高くなるものの、その分、耐久性が長く再メンテナンスの回数を減らせるため、長期的に見れば費用も手間も抑えられる工法です。
「うちは屋根塗装と屋根カバー工法、どちらが合っているんだろう？」そんな疑問が生まれたときは、まずは屋根の状態を正しく知ることが大切です。

さくら外壁塗装店では、現場調査・お見積りの作成を無料で行っております。
今のお住まいの屋根の劣化状況が気になる方や、費用について知りたい方も、どうぞお気軽にご相談ください。外壁・屋根のプロがお住まいに合った最適なご提案をさせていただきます。

無料お見積りのご依頼・ご相談はこちら

皆さまからのお問い合わせを心よりお待ちしております！